第1698話・・・父親
2011年 08月 18日
目的は墓参り。
「ありがとう」の言葉をつぶやきに・・・・。
父母とも対面してきたような気持ち。
やっぱりいいな。
ここまで育ててくれたのは父母だもんな。
毎日新聞の読者投稿欄にこんな記事があった。---------------------------------------------
父親とは・・・
いつのころからか父親を超えていると思っていた。体格では高校生の時に抜かしていたし、学歴でも勝っている。社会での肩書でも私の方が受けがいいと思っている。父は借家住まいで、私は持ち家。父と違って酒にも飲まれない。
その父がこの冬84歳で他界した。亡くなる十日前に、入院した父を家族が交代で夜間の付き添いをした。最後の付き添いとなったその夜、私は間違いに気づいた。意識がもうろう状態の父に向かって私は言った。「何不自由なく育ててくれてありがとう」。父はベッドの中でわずかな力を振り絞って私の頭をなでてくれた。その時思った。私は父を超えてなんかいない。私はいつまでもこの人の子供なんだと。涙が流れた。
それから3日後に父はこの世を去った。この夏、初盆を迎える。きっと日本の歴史にまったくその名を残すことのない父の人生に、精一杯の拍手を送る。
オヤジ、あなたの孫となるこの子たち3人を嫁さんと一緒に、誰にも恥じない立派な大人に育ててみせます。これからも少しでもあなたに近づいていきたい。---------------------------------------------------------------------------------------------------------★
こんな記事でした。
いい文章だなと思った。
バレ-塾を通して
今、全国の子供に届けている話は
「親孝行は親が生きているときにせえよ!」という話。
なんだかタイムリーな話だったので・・・。