茨城
2011年 08月 09日
2011年8月7(日)・・・つくば市桜総合体育館・・・生徒120名、指導者20名
★受講者累計 140,620名
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心が解放されると子供は動く
これ、なんだかわかりますか?

【心のバレーってなんでしょうか?】
修行僧のように「精神一到、何事も為す!」ことなのでしょうか?
精神的に強くなることが「心のバレー」なのでしょうか?
それとも「他者を思いやるバレー」なのでしょうか?
それも否定はしませんが・・・・・・。
上の写真はある中学生たちの弁当の後片付けの写真です。
残しものは一切なし。箸も袋もきれいにまとめられていました。
私たち指導者は全員で会議室で弁当食べていたのですが、その隅にゴミ置き場があって
そこに「ありがとうございました」と子供がさりげなく置いて帰ったものです。
それをいち早く見た、主催者の田上先生が「みなさん見てください」と紹介。
指導者一同、「オー」と感動の声! 参りました!
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四股ドリルの一場面です。心が解放されているからこそできる業。
これが「心のバレー」のような気がしました。
黙々コツコツ!その姿が実に美しい!
嫌な顔一つ見せず、全幅の信頼の中に生きている姿。
僕はその姿をみることができて幸せだ!

彼女は中学3年生。
後輩たちからも周囲からも一目置かれ、尊敬されている。
こういう「心」を持った先輩がいる後輩たちは幸せだ。なぜなら・・・・。
帰り道、母親に会ったので「どうすればこういう子が育つの?」と聞いた。

ボールが散らないように袋の上に積んで置いてあった。
これも「心のバレー」の一面ではないでしょうか。

選手を信じることが一番ではないでしょうか?
バレーの顧問はどうして選手を信じない言動をするのか僕には理解できない!

【できることができなくなるよ・・・・】
心の持ち方、意識の持ち方でプレーが変わる!
1、むやみに練習試合をすると今までできていたことができなくなるよ
2、試合になると「落とすな!」だけになってしまうからね。
3、動きもフォームも、すべてがパー! 水泡と化してしまうよ!
4、水泡だけならいいが、ヘドロが残ってしまう。
つまり
練習でできることであっても試合になるとできないことがある。
しかし練習でできないことは試合でもできないのだ。
練習でできることを試合でできるようするにはそんための練習が必要なんだ。
その練習方法を知っているか知っていないかの差は大きい。
それを知らない指導者ほど「練習試合」に頼らざるを得ない。
その間に、せっかく「できること」が消えてしまうこともある。
才能も素質も消えてしまう。
【未熟なチームが試合を繰り返すと余計未熟になる】
1、技術に必要なのは「脱力」
2、しかし筋肉には「脱力する」機能は備わっていない。
3、筋肉は「縮む(収縮する)」か「何もしない」この二つだ。
4、意識すればするほど筋肉は収縮する。脱力とは縁遠い話だ。
5、リラックスしろ!と思っても筋肉は収縮する。
6、すべての意識は筋肉に対して収縮する方向に働くと思ってもよい。
7、寝ろ、寝ろと意識すればするほど寝れないのと同じだ。
8、試合になるといろいろな思いがよぎる。「力が入る」ということだ。
9、力が入るとすべての動きが悪くなる。それを繰り返しているだけの話。
試合をする現在の力をもう一段、上にあげる指導について・・・。
次の日の「強化練習会」で行った。
これは書いても伝わらないと思うので、会場に足を運んでください。