第1665話・・・三者三様
2011年 06月 23日
手を打てば 下女は茶を汲む 鳥は立つ
魚は寄りくる 猿沢の池
奈良の猿沢の池のほとりに立って手を叩くと
・女中さんはお茶をもってきてくれた
・鳥は慌てて逃げて行った
・鯉が餌を求めて集まってきた
一つの手の音で三つの姿が見えた瞬間。
これは「手の音」の責任ではない。
「受け取り方」「聞き方」の差の問題。
そういうことを教えてくれる短歌である。
同じ話をしても
・おもしろい
・おもしろくないがあって当然。
しかしそれに甘えていると
1年もたてば消えていくのがお笑いの世界である。
彼らの努力はすごいと思う。
話すのが商売の職種の人は見習うところが多い。
魚は寄りくる 猿沢の池
奈良の猿沢の池のほとりに立って手を叩くと
・女中さんはお茶をもってきてくれた
・鳥は慌てて逃げて行った
・鯉が餌を求めて集まってきた
一つの手の音で三つの姿が見えた瞬間。
これは「手の音」の責任ではない。
「受け取り方」「聞き方」の差の問題。
そういうことを教えてくれる短歌である。
同じ話をしても
・おもしろい
・おもしろくないがあって当然。
しかしそれに甘えていると
1年もたてば消えていくのがお笑いの世界である。
彼らの努力はすごいと思う。
話すのが商売の職種の人は見習うところが多い。
by kusanokenji
| 2011-06-23 09:49
| ■連載“日々努力”