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by kusanokenji
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大阪

 【第682回】 自然体バレー塾IN寝屋川Ⅲ(大阪)
2011年18日(土)~19(日)・・・西寝屋川高校、同志社香里・・170名
★受講者累計 137,640名 
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【成長していたよ】
大阪の寝屋川十中。顧問が新卒で赴任して3年。なかなか成果が目に見えて現れず悪戦苦闘の中でかすかな光がボワ~ンと明るく灯ってきました。3年生の成長が目に見えてきたのです。継続して「動きづくり」に取り組んだ成果が目の前に現れました。「動ける体」ができて「必要な動き」を練習するとどうなるか・・・「新しい技術」が嘘みたいにできるようになる。今、その体験中の彼女たち。多分「バレーが楽しい時期」ではないかと思います。

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【小学生も】
小学生も負けていません。きたるべき「初舞台(中学校に入って十分)」に向けて稽古を積み重ねている真っ最中。歌舞伎の世界では、稽古に稽古を重ねて舞台に出る!稽古もしないで舞台に出て、未熟な姿を公衆の面前にさらけ出すのはやめたほうがいいですね。笑い者にしてはいけません。生涯の財産にするためには基礎が大事なことは当然なことでしょう。どうもバレーボールをやる人は「早く試合がしたい」とせっかちな人が多いのが気になります。やるべきことをやってからにしたほうが楽しみが増えると思うのですがねぇ・・・・。
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 ◆兵庫から参加の赤いシャツ、京都から参加の青いシャツの小学生。高校生にクールダウンを指導している姿がなんとも言えませんでした。クールダウンの時、初めて参加のチームには常連の小学生にその指導を任せることにしたのです。そのとき指示したのが「指導のしかたは自分で考えなさい」と一言。あちらこちらで小学生と高校生の立場が逆転したコミュニケーションが展開されていました。
 ◆大阪から参加の小学生チームは、選手の保護者が元松下電池の選手。私の孫みたいな関係です。松下電池のOGも駆けつけてくれて、夜の懇親会は昨年に引き続いて「プチ同窓会」になりました。これも地元開催のおかげですね。ありがたいことです。
 ◆会場校の西寝屋川高校のみなさんも最後のころにはすっかり自然な動きになっていたような感じですがいかがだったでしょうか。3回目の同志社香里園の中学校、高校はいつもながら顔の表情がいいですね。青春してる!って感じで、会話の中でも反応が早い。強豪チームと言われるチームの中には「能面みたいに無表情な姿」が見受けられますが、それとはまったく違って、人間の温かい血が流れている感じがいいですね。「勉強と運動の両立」が人間を育てる基本であることは当然なこと。当然なことを当然にやりこなすのがこれまたいい。
 ◆初めて参加の中学生チームも二日間、最後まで一生懸命取り組んでくれました。スパイクで空振りしたりしながら、でも確実に成長していく姿をみるのがいいですね。今日のブログでも書きましたが、本当に「よく来てくれたね」という思いです。それぞれに後ろにいろんなものを抱えていますからね。見えるところだけみて子供を判断してはいけません。子供たちと接していると、そういうことを教えてくれるのです。

あ~、それから、
今回参加した常連の指導者なら気がついたと思いますが
「整理された指導」が普通よりたくさん見れたのではないでしょうか。
よりシンプルな言葉ほど相手の脳と心に届く指導法だと自分では思うのですが。
ただし、核心に迫った言葉かけ、ポイントを押さえた言葉かけでないと
単なる「言葉足らず」で終わってしまうので注意が必要です。
そこを間違わないようにしてください。
これも目の前にいる子供たちのお蔭です。
「ようきたなぁ~」の精神で迎えましよう!
by kusanokenji | 2011-06-20 12:13 | ■講習会リポート