第1635話・・・中学生
2011年 05月 11日
守ってもらえる存在ではなく
地域を守る存在であった!
岩手県釜石東中学校の生徒たちの行動を今朝の「朝ズバ」で拝見。
この有事の時、その活躍に朝から感動してしまった。
そして以前、遠野市(岩手県)でバレー塾があった際、釜石東中学校の選手も先生に引率されて参加してくれたのを思い出した。当時、確か県で1位か2位のチーム。監督は女性の先生。腰痛の原因であるフォームの矯正をしたのが昨日のできごとのようである。
昼間は両親が働きに出ており、残るのは高齢者か子供か病人などの弱者。普段から、もし津波などがきたらその人たちを守るのは中学生なんだ、という教育があったらしく今回も素晴らしい行動が被害を食い止めたと紹介されていた。
1、想定を信じるな!
2、最善を尽くせ!
3、率先避難者だれ!
津波が来た時の「3つの教え」らしい。1はハザードマップなどを信じるな、自然の力をみくびるなということ。ハザードマップでは中学校には津波は来ないと記されていたが、中学生たちはとっさに判断。高台に逃げた。途中、隣の小学校の子供たちの手を引いて逃げた。学校の3階に避難したら大変なことだった。津波は屋上まできていたのである。「想定外だった」という大人たちが恥ずかしい、とみのもんたは言う。そして率先して逃げる姿が周囲の人への最大の警告になると・・・・途中保育園の子供たちの手を引いて逃げてみんなが無事だったとのこと。
中学生の力はすごいな。
この子たちがきっと復興の中心になっていくんだろうなと心強く思った。
そんな子供たちを
罵声を浴びせて指導するなんてとんでもない。
バチがあたるよ。