第1558話・・・鉄は熱いうちに打て!
2011年 01月 15日
では、冷たい鉄を打ったらどうなるの?
ふと思った。
我々は「冷たい鉄」を打ってないか?・・・と。
昨年12月、千葉塾のとき、“JFE千葉”の工場見学をさせてもらった。
“鉄を作る会社”である。
600mもある工場を歩いて見学させてもらった。
原材料投入から最後は製品になる一貫製造ライン。
真っ赤に燃えたチョコ板みたいなものが出てきた。
溶鉱炉から出てきた鉄の塊だ。
それが何回も圧延工程を得て、何mmの鋼板に変化し、鋼線に変わる。
その工程が600mのラインである。
人材育成のプロセスとダブった。
鉄をつくる高炉は、一度火をつけると消せないそうだ。
高炉の火を消す時は高炉が消える時・・・。
20年も30年も燃え続けているのが高炉。
人の心の灯火もそうありたいものだ。
今日から寒気に包まれる日本列島。
天気が大荒れる中、これから滋賀県まで行く。
行き先は志賀中学校。自然体バレーをしっかりやってくれているチームだ。
ここの生徒は「ハートに火が灯っている」。
そう、熱い鉄のハートだ。
鉄は熱いうちに打て!
しっかり打ってきます(笑)