和歌山
2011年 01月 11日
2011年1月8日(土)~10日(祝)・・・・・県立橋本体育館他・・・120名
0★受講者累計 133,760名 ブログ 岸田先生のブログ ☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年は過去最高の受講生(36名)でした。初の参加者4名。ある参加者曰く・・・「教員をながくやっていると様々な研修会に参加するが、こんなにも全員が前を向いて熱心に勉強される姿は初めてみました!」と感嘆しきりでした。ある企業マンは「研修の講師をやっているが半分は仕方なしに参加している人。ここはまったく違う世界です。驚きです・・・・」このコメントだけでも雰囲気が察知できるであろう!・・・・そうなんです。みなさん勉強大好き!とにかく仕事を調整して有給取り、家族の理解を得て資金をつくり自腹参加ですからね。その分を取り戻さないとね。申し訳ない。沖縄、宮崎、兵庫、京都、大阪、奈良、和歌山、岐阜、静岡、千葉、東京、岩手、山形、新潟からです。勿論、目的は「子供にいい指導ができますように」です。
ここに集まる人は自己中の発想ではありません。すべて指導する子供のために勉強をするんです。ここにくる人は指導者としての資質向上、人間力を高めたい人たちです。自分がプレーをしてバレーを楽しみたい人たちではありません。子供を幸せにできるヒントを探しにきているのです。だから40、50過ぎても勉強が好きになるのですね。本当に頭が下がりますよ。文句とかグチを言う人はいませんものね。天邪鬼もいない。勉強は人のためではなく、結局自分のためにもなるんですね。人間ができるんですね。勉強すれば自分のためになってそして人様のお役に立てる。こうでなくちゃね。求める人間でなく与える人間ですね。そして自分が輝く。自分が輝くからこそ、周囲の人も照らせることができる。ロウソクの灯と同じです。だから私も誠心誠意を尽くさせてもらうのです。ありがたいことです。皆さんを見ていると涙が出ますものね。中には慈愛の心が見える人もいますよ。まだそこまで到達していない人もいますけどね。いろいろいていいんです。ベクトルが同じ方向だからね。だからやめられないんです。
ここに来るとみなさん「ホッ」とするみたいです。だから年2回のこの講習会が楽しみだそうです。勉強する楽しみを覚えてしまった人たちです。みなさんそう言ってくださいます。不思議な仲間ですね。上の写真・・・ただの酒飲みではありませんよ。心を許せるんですね。下向いていても自然と前を向くことができるんですね。もう素晴しい仲間ですよ。これは同士ですね。そして家族でもありますね。とうとこの中から14名の認定者が出ました。いやいやよくここまできました。よく勉強したからね。13万3千人の受講生の中から選ばれた14名です。次回の認定候補者が12名発表されました。本当は認定なんかどうでもいいんですがね。日本一何の権威も権力もない認定証ですからね。でも、やっぱり「正しく伝えていく人」がいないといづれ消え去りますからね。自然体バレーを永遠に残すためには伝える人が必要なんです。よろしくお願いします。いいものは残さないとね。後ろ盾ゼロで、何の組織もなく細々、たった一人で立ち上げた自然体バレー塾がこんなになるとはね・・・。これはまったくもってみなさんのお陰です。感謝します。

テインカーベルズの子供たちを相手に指導の実習です。
タジタジの指導者達の姿も見れましたが・・・・双方とも実り有る体験になったようです。

次の9つのなかから、各グループ1つ取り組む(できたところは2つ)
全問の個人解答は1月20日までメールで提出のこと!
各班の発表は3日目の10:00から。
1:「10を知って1を教えろ」について述べよ
2:「人間学」について述べよ
3:「上の上」について述べよ
4:「三つの納得」について述べよ
5:「基礎・基本」について述べよ
6:「与えることに喜びを感じる」について述べよ
7:「0、2秒の壁」について述べよ
8:「尺屈レシーブ」について述べよ
9:「第3のトス」について述べよ

語録(ほんの少しだけを抜粋)
・ 講習会に参加する心構えについて・・・自分の考えや意見はどうでもよい。その講習会(今回は自然体)がどう考え、どのようにしているかを学ぶこと。
・ 努力・・・自分がどれくらいがんばったか。自分の都合のがんばったは、意味がない。何をがんばったか。何に貢献しようとがんばっているか。大切なのものは何か。が大事。
・ 自分を知る・・・自分に力がないことを自分で知ってる。それをごまかしている自分も知っている。虚勢をはっているだけ。自分をさらけだして、そして、また、新しいものを創り出していく努力をする。
・ 「できないから、できるんだよ」・・・小学生だからできない、足が遅いからできない、身長が低いからできないという考えは捨てろ!
「小学生だからできる」とういう発想が必要。出発の原点が違う。発想が違う。
・ 年齢を重ねていくうちに、学ぶということが楽しいんだなと気づけたら、これからも学べるよ。
・ 1本のロウソクの火。(自分も輝くこと。そして、周囲も輝かせること。)
