第1520話・・・待て!
2010年 11月 21日
自然体バレーのオーバーパスの絶対条件!
最終形の両腕のフォームの合言葉。
これができだすと小学校一年生でも「うまい選手」に見える。
たったこれだけで、体の全体の動き、身のこなしも劇的に変化する。
「あーしろ、こうしろ」とは言わない。
ポイントを説明する。
原理から説明する。
これを何回も繰り返す。
そのマスター方法を伝授する。
手取り足取り教えない。
余分なことはしない。言わない!
そして「くの字を二つ」をチェックする。
ある日、そこに一つ追加した。
「ジャンプして足の着地と、手がボールに触れるタミングを同時にせよ」と。
「後は自由だよ。フロントパス、バックパス、回転をいれる、いれない・・・」
その様子を見ながらある人物が質問してきた。
「くの字が二つ」が乱れてきましたね。こういうとき「くの字」のことを注意するんですか?」
「いや、言うたらアカン、今見てみい、必死で足の着地と、ボールと触れるタイミングを
必死に練習しているやろ、こういう時は脳がフル回転中やから、他の事言うたらアカン。
待つんや。のこのこ出て行ったらせっかく掴みかけたものがスルリと逃げていくで。
もう少しでコツをつかむ筈や。その時ちょっとした自信、希望が生まれる。
そうしたら「くの字」のことを言うてもいいと思うよ・・・」
子供の為と思っていても、実はその逆な結果が多い。
子供と向き合う大人はゼロから勉強したほうがいい。
我も勉強中!