長崎
2010年 10月 12日
2010年10月9(土)~11(祝):向陽高校体育館・・・・・・・・・100名
★受講者累計 129、630名 前回☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★強打はバナナ!・・・・・・・・組み手にも注目!
★ハーフはツーステップ!
丁寧に水をすくうような両手を、口元近くにもっていき
そこから肘を支点に、前腕を下ろすように面をつくり
ボールの当たる瞬間(強打の場合)は少し両手を組む感じになるけれど
すぐに合掌の形で、手首を折る!(親指の第三関節を前に突き出すように)
【考えて、考えて、そして無意識に!】
フラフラになるまでやって・・・・・
しごいて、しごいて・・・・・・・・・・・
これで身についたプレーは、よくない!
なぜなら、脳が疲れるから!(壊れているかも)
だから、「それしかできない」。
いわゆる、応用力がない、考える力が育たない。
あくまで、「考えて、考えて!」
これは選手ではなく、指導者への話だよ。
【今年もいいチームになった向陽高校!】
3年生が引退した。(12名)新チームのキャプテンは試合中のケガで入院中。
しかし、残った選手が頑張っていた。夏休み最後の大会は新チームで臨み県3位。
準決勝は九州文化。両セットとも20点以上を奪った。
他のチームは11月の春高バレー予選のため3年生が残っているが向陽高校は新チーム。
理由は、「就職活動のため」。向陽高校は実質、実業高校。入学時から選手が自分自身の
将来の進路をきちんと決めて学科を選択し、入学してくる。そして全員通学生だ。
したがって、将来のことをきちんと考えている子達ばかり。自立心が基礎ベース。
あくまで、学業と進路優先。その次にバレーボールの位置づけがある。
だからこそ、メリハリがあり、きとんと目的をもってバレーに取組んでいる。
毎年いいチームを作っているが、今年もいいチームだ。素晴しい。
周囲を巻き込む純粋さとひたむきさがある。人間教育の賜物であろう。
レベルも高い。繰り出す要求にも応えてくれるので楽しい。
指導に行き詰ったら、見学にいったほうがいいだろ。
最後に、車座になって「人間学」の話をした。
長崎では初めてかな? 監督が一番泣いていた。