第95話(4月18日)・・・古い指導者が変われない理由
2005年 04月 18日
小学生指導者は気をつけなければいけません。いつも怒って、怒鳴ってばかりいては子どもの心は満たされません。感情が発達する段階に「心が満たされない」「大人は怖い」「大人は信用できない」・・・・そんな経験しかもたない子どもの未来はどうなるのでしょうか。「怒る。叩く、しごく」イメージのバレーボールから脱出できない指導者は多くいます。悲しいことですがそういう人ほど「新しいことはかなわん、俺は俺のやり方で行く!」と息巻いています。時代も子どもの心も目まぐるしく変わっているのに、変われない指導者のお陰で現場では悲劇が生まれます。古い風習を断ち切り、新しい指導法に切り替えるには指導者自身の努力が必要です。新しい指導法が要求される現代の指導者は、昔の指導者の2倍も3倍も努力が必要なのです。その努力ができない古い指導者だけが変われないだけなのです。