兵庫
2010年 09月 23日
2010年9月22(水):姫路市立姫路総合体育館・・・・・・・・・250名
23(祝): 書写中学校体育館・・・・・・・170名
★受講者累計 129、145名 ☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【主なメッセージ】
・技術だけではダメだよ、
心の成長も大切だよ。
・強いチームがいろいろな不祥事を起している例もあるからね。
・チームが強くなってもう少しで頂上が見えるところまでくると、周囲が見えなくなるよ。
・山のてっぺんに近づくほど、目の前の壁だけしか見えなくなるからだよ。
・今日は全員が主役だよ。他校の生徒もバレーを一緒に練習する仲間だよ。
背が低い、高い、バレーがうまい、下手、強い、弱いは関係ないからね。
・勝つバレーよりも、故障しないバレー、好きになるバレーを教えます。
・ここには中学生からバレーを始めた者もいれば小学生から始めた者もいます。
しかし、小学3年生から始めた人と、中学から始めた人は、今は大きな差があるけど
5年後はどうなるかわかりませんよ。逆転していることも沢山あるからね。
・ここには県のトップのチームもあれば、今日は小学生もいます(二日目)。
小学1年生も、県の中学校のトップも同じメニューを練習しているんだよ。
どこかおかしいですか? 同じようにできるでしょう?
そして、小学生の方がはるかにいい動き、しなやかな動きをしているんですよ。
・自然体バレーは小学生や中学生を勝たせるバレーはやりません。
目先のことよりも、常に世界のバレーのことを考えています。
世界で強い国の小学生はどんな練習をやっているんだろうか?と考えているんだよ。
それで、それよりもいい練習をさせたいと考えているんだよ。
目的は目先ではなく、君たちが高校生になってからどんどん成長するバレーを
教えているんだよ。そのためにはケガや故障をさせないことが第一なんです。
・一生の人生から見ると君たちはまだ、土の中から出た「小さな芽」です。
大事なことは小さな芽に花を咲かせたり、実をつけたりすることではありません。
この小さな芽を大きな樹に成長させることです。これが大人の役割です。
・小さな芽に花を咲かせたり、実をつけたりしたらどうなりますか?
・魚は頭から泳ぎます。尻尾から泳ぐ魚は見たことありません。
しかし、魚は頭から腐ります。木は根っこから腐ります。
・人間も頭と足から弱まっていくからね。いつも頭を使うことです。
・自分の目で見て、耳で聞いて、頭で考えて、心で判断します。
・人生は小さな判断の連続だからです。何を食べるかだけでも判断が必要でしょう。
・「あうしろ」「こうしろ」と育てられ、教えられた選手はここのところが問題だよ。
・君たちにとって、将来を左右させるのは「いい人との出会い」です。
特にどんな指導者と巡り合えるかだけどね・・・・・。
(5年生の担任の女の先生の話をしました)
・しかし「いい人」を求めるだけでなく、自分が相手にとって「いい出会いの人」に
なれるように努力することも大事です。
・バレーを通じて、人として大切なものとはを学んでください。

市内全部の中学校は運動会のため振り替え休日での開催。
12チームが集まりました。今年、県代表として全国大会に出場した香寺中学校をはじめ、書写中学校、広畑中学校、網干西、龍野東など県の強豪チームがズラリ!。
さすがはバレーどころ姫路です。 心の話、体の話、技術の話・・・いつもの通りです。
驚くことに、3分の2以上が女性監督。中学校部活は女性の世界になりつつあります。
これは全国的傾向ですね。それも素人の方が多いですね。
しかし彼女達、2日間一生懸命実技も含め勉強していました。感心!感心!
でも、懇親会も女性の天下?!・・・・・ちょっと変な感覚でした。
やっぱり男がええな。どうも女性は苦手や。

中学生の強豪チームに混じって小学生が2-チーム参加。以前参加した山崎クラブと西宮のチーム。素早い動き、しなやかな動き、そして意識レベルの高さ・・・・中学生に負けていません。純粋無垢で無邪気! この2チームが僕を慰めてくれました。見ているだけで楽しくなるチームに育っています。

西田先生は懇親会からわざわざ参加してくれた。
松本さんは大雨の中、2日目に参加。
気心知れた人がいるだけで安心。話さなくても多分、私の心の中はご存知だろう。