第1476話・・・人財
2010年 09月 14日
松下の時、耳にタコができるほど聞かされた言葉です。
「人間大事の経営」が松下幸之助の経営基本方針でした。
松下幸之助直々に薫陶を受けた経営者がまだまだ現役経営者に多くいたころ
いろいろ教えていただきました。
この「人財」もその中のひとつ。
「人間大事の経営」の考え方の中心は人。
人は会社の財産だよ。だから「人財」なんだ。
「人材」の材は材料の材。物だ。
しかし人間は部品ではない、材料ではない。
財産の「財」なんだ。だからとても大切なんだ。宝物なんだ。
余ったからといって捨ててはならぬ。
不用になったからといって処分してはならぬ。
人は宝!、人は財産!
・・・・・まさしくその心が見えていました。
しかし、今は・・・・・・?
いい時代に奉職でき、
いい先輩に教えを受け
いい仕事をさせてもらった恩返しをするのが今の私の使命。
「いいものを伝える輪を広げる」
自分のものだけにしてはならぬ。
いい教えを受けた人に御礼を言うだけでは、そこで切れてしまう。
他に広げること・・・・それが輪。
バレーの指導者もライバルを尊敬し、好きになってこそ
その業界の発展につながる。
業界が発展すれば我が家も安泰。
商店街の発展もバレー界の発展も基本は同じである。