第1467話・・・指導者の三つの恥
2010年 09月 01日
【指導者は三つの恥を知れ】 : 安岡正篤
何が正しいか、何が間違いかの区別がつかない指導者には三つの恥がある。
(1)貧を恥じる----貧乏であることを恥じる⇒お金儲けに傾く
(2)賎を恥じる----地位がないことを恥じる⇒猟官に傾く
(3)老を恥じる----歳をとることを恥じる⇒美食と健康法に傾く
愚劣な指導者は、冨を求め、地位を求め、少しでも老いないように
努力してそれを恥とは思ってない。
よく「恥を知れ」というが、それは貧・賎・老を恥じることではなく
自分だけの栄誉を求める姿勢を恥じて正せ、ということである。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
理想の指導者とは
人に模範を示して社会に貢献しようとする人は、わが身を労わることを顧みない。
このタイプは、自分の栄誉や利益などといったものを顧みずに、社会のために
尽くそうとする人物で、理想の指導者の姿である。
利己的なダメ指導者は
自分の身の安全だけを考えて、災禍から身を守ろうとする人は、天下国家を愛する
ことはできない。
緊急事態や災害の時に、真っ先に逃げ出す指導者がこのタイプである。
自己保身だけを考えている指導者は猛省することだ。
何が正しいか、何が間違いかの区別がつかない指導者には三つの恥がある。
(1)貧を恥じる----貧乏であることを恥じる⇒お金儲けに傾く
(2)賎を恥じる----地位がないことを恥じる⇒猟官に傾く
(3)老を恥じる----歳をとることを恥じる⇒美食と健康法に傾く
愚劣な指導者は、冨を求め、地位を求め、少しでも老いないように
努力してそれを恥とは思ってない。
よく「恥を知れ」というが、それは貧・賎・老を恥じることではなく
自分だけの栄誉を求める姿勢を恥じて正せ、ということである。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
理想の指導者とは
人に模範を示して社会に貢献しようとする人は、わが身を労わることを顧みない。
このタイプは、自分の栄誉や利益などといったものを顧みずに、社会のために
尽くそうとする人物で、理想の指導者の姿である。
利己的なダメ指導者は
自分の身の安全だけを考えて、災禍から身を守ろうとする人は、天下国家を愛する
ことはできない。
緊急事態や災害の時に、真っ先に逃げ出す指導者がこのタイプである。
自己保身だけを考えている指導者は猛省することだ。
by kusanokenji
| 2010-09-01 09:14
| ■連載“日々努力”