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by kusanokenji
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第1454話・・・ゼロから一に変わるとき

ゼロというのはやるべきことが具体的に示されていない状態。
一というのは、やるべきことが目の前にあるという状態。

同じ事をやるとしても
・人から指示された場合
・自分から見つけた場合
随分と違ってくる。

例えば私が監督に就任した当時、チーム運営方針を
「先輩が雑用を率先してやるチームを作る。
なぜならばチームは家族だから」と打ちだした。
ここで問題なのは先輩か? 後輩か?

先輩達は多少の葛藤はあったものの、その趣旨を理解してくれ受け入れた。
スポーツの世界にあって上下関係は厳しい。
理不尽なことがまかり通る不思議な世界。
この世界で通用したからといって世の中で通用するとは限らないのに
なぜかスポーツ界の常識は世間の非常識が多い。
先輩は絶対なのである。
その先輩が雑用を率先してやる。
その心は「雑用も心が入れば雑用でなくなる」という精神から生まれる。

先輩達は動き出した。
自分たちの新しい家庭をつくるんだという意識があるからできるようになった。
ところが後輩達は・・・?
二手に分かれた。
・見て見ぬ振りをする
・後ろについて手伝う
さすがに、「先輩、それは私たちがやります!」と言う人間はいなかったようである。

ゼロが一に変わる時っていうのは
こういう時に
「あんなこと先輩に任せてはいけないよ。私たちが分担してやろう。
これはあなたの仕事、これとこれは私の仕事、それとこれはこうしよう」
などなど、役割分担できる選手の育成である。
by kusanokenji | 2010-08-13 08:53 | ■連載“日々努力”