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第1441話・・・返信

バレー塾in静岡・・・5回目の開催である。そこの主催者の先生達が研究会Mlに感想文を投稿され、それに対する私からの返信を紹介する。-----------------------------------------☆

草野です。武井先生、岡田先生、そして新潟から参加された矢沢先生、感想文ありがとう。読む人にあなたたちの人柄が伝わってきます。東海林先生の日記も素晴しいです。「愛された人は、また人を愛することのできる人になれる」・・・いいですね。あなたたちの、損得の無い選手(こどもではない)への愛情が、きっとまた他者へ愛情を与えることのできる人を育んでいるということです。これは素晴しいことです。人から「いい出会い」をもらおうと考えている人は(指導者も同じ)、いつも不平・不満・愚痴しか出てきませんが、自分自身がいい出会いを与えようと思って生きている人は活き活きしています。指導者の選手への愚痴と不満ほどみっともないものはありません。どこの生徒だったかな?・・・2日目の帰りに、体育館の外で車を待っているとき、重たい荷物を両手にもって、鼻に汗をかきながらも僕のところにきて、「あの~、今日はすみません。みんな挨拶のとき“ありがとうございました”の『した』のところで頭を下げるのを忘れていました。すみません~」と申しわけそうに言うではありませんか。中学生って素晴しいですね。微笑ましく思いました。

 感謝の心を選手に教えたいと言われる先生方がいますが、そう思うのであれば、まずは指導者が感謝することだと僕は思っています。
 従業員に感謝できる社長、部下に感謝できる上司、生徒に感謝できる先生、選手に感謝できる監督、妻に感謝できる夫、子供に感謝できる親・・・・これらの関係をどう思いますか?恥ずかしいことではありません。きっと素晴しい姿がイメージできます。思うだけでなく行動につながる知恵にレベルアップさせることができれば目の前が劇的に変化するでしょう。これは、僕自身がバレー塾を始めてからず~っと心がけていることです。まずは集まってくれるみなさんへの感謝から始めるようにしています。その尺度が「選手の笑顔」と「終わった後の充実した「顔」です。ここに集約されます。ある先生が言いました。「私は子供の笑顔を見ると私も笑顔になるのです」と。すかさず「子供もあなたの笑顔をみると笑顔になれるのですよ」と言いました。教育は待つことですよと言われますが、笑顔はそうではありません。鏡の中の人間は絶対先には笑いませんからね。こっちから微笑みかけたら鏡の中の人間も100%微笑み返してくれます。ですから先に出したほうがいいと思います。いかがでしょうか。

 それから、朝から来てくれている保護者と体育館のベランダで雑談する機会がありました。こちらから「ごくろうさんですね」と笑顔で話しかけると笑顔で返してくれるのです。「子供が、いい話が聞けるからお母さんもおいでと言うんです」「うちの子も言うんです。ものすごくいい話が聞けるよと」「家ではそういう話をできませんものね」「○○の話がよかったとか、○○の話は涙が出たとか言うんです」・・・そんな話を聞きながら、子供って本心は道徳的な話に興味があるんだってあらためて思いました。
 翻って、日常の中で、あなたたち指導者が体育館に入っていくとき、どんな気持ちで入館されますか?サボっている奴はいないか、声は出ているか?、あいつは来ているか・・・挨拶にくるのが遅い!とか・・・相手がどのように動くかが気になっているようではダメですよね。こちらから「おー、みんな頑張っているな、遅くなってごめんな!」の一言を言えるかどうかで決るのです。相手の行動を見定める行為は相手の欠点を探している行為ですね。先生にとって生徒とは仕事を運んでくれる人です。生徒がいるお陰で食べていけるのです。だから生徒に感謝を求める前に先生が感謝しても罰は当たりません。こどもに感謝を求める前にこちらが感謝の意思表示をする。これが相手が気持ちよく動いてくれる秘訣(コツ)ですね。嫁と姑の関係もしかりです。姑が旅行先から家に帰って真っ先に「あなたが留守番してくれたお陰で楽しい旅行ができたわ。ありがとう。これはお礼のお土産よ!」と笑顔で嫁に言える家庭にもめごとはないのです。
 チームは家族。中学生のチームは一年生が一番下の妹です。妹が頑張れるように家族で応援してあげることです。一年生が二年生の相手ができるように成長してこそ、二年生の更なる成長が保障されるのです。そうすれば来年の今頃は・・・・・と期待しています。どうか有意義な夏休みにしてください。1分たりともムダにしないでください。
by kusanokenji | 2010-07-28 10:09 | ■連載“日々努力”