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第1410話・・・格好悪いですか?

まるで海がめの子供が海に向って砂浜を進んでいくようですね!
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いえいえ、これは「カメレシーブフットワーク」の練習です。
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 【努力する中学生】
2010年6月11~13は、茨城県筑波市で、自然体バレー塾・関東地区強化練習会でした。小学生4年生から中学3年生まで集まりました。レベルはこの4月に県大会で優勝したチームもあれば、初心者の多いチームもあり様々です。
 最終日の13日(日)は千葉県からS中学校が参加していました。とても笑顔いっぱい携えているチームです。髪の毛は短く、テキパキ挨拶。女性の監督でした。一目見て「チームの教育方針」が伝わりました。選手は監督の鏡です。選手の表情や動きにすべて現れます。
心の中の充実感まで伝わります。監督がいくら言葉で理屈を述べても、選手を見ればすぐわかります。
 彼女達の動きは、「何事も一生懸命」なことだと伝わりました。しかもバレーバカに終るな!・・・そういう指導を受けているなと直感。スパルタ式ではありません。決め細やかな指導を受けていることは一目瞭然。例えば、レシーブのステップ練習です。サーブレシーブの段階メニューですが、第○段階目になると「イチニー!バナナ!アリガトウ!スプリット!」で、ジグザグに4回動きます(上の写真)。なかなか地味な練習です。しかし、S中学校の生徒さんは最初こそギコチナイものの、午後からの動きに目を見張るものがありました。

 そこで、全員を集めて彼女達のステップを見てもらいました。黙々とステップに打ち込む彼女達の姿に全員釘ずけになりました。まるで修行僧が山を登っている姿に僕は見えました。たった、カメレシーブのステップに感動すら覚えるのです。そこで、みんなに尋ねてみました。
 「髪は短くして、こんな一生懸命な姿をみて、みなさん」どう思いますか?」
 「格好悪いですか?」・・・(小学生も首を横に振る)
 「格好いいですか?」・・・(殆んどが首を縦に振る)
 「さあ、みんなも格好よくやろう!」と、またその練習に戻りました。写真はその時のものです。
会場の雰囲気が一変しました。中学生の努力する姿は格好いいな!

【当たり前のことを人の3倍やるのが努力】
彼女たちの動きと、僕との会話(休み時間とか結構会話)の中から、「中学生と努力」という関係が浮かびました。彼女達は朝のアップの時、スパダンとD2ダンスを踊っていました。全員見事な踊りです。そこで尋ねました。「誰が教えたのですか?」と。答えは「自分たちです。昨年の10月に土田さんにDVDを借りて、そこから自分たちで勉強して覚えました」と答えてくれました。殆んど間違いなく正しく踊っていました。手抜き無しでした。殆んどの選手が中学校からバレーを始めたそうです。同じ努力でも特別なことをしているわけではない。誰でもできる当たり前のことを人の3倍くらいまじめにやっているんだなと思いました。当たり前のことに取組むことで人を感動させることができる・・・・これだったら誰でもできるやないか、やろうと思えば・・・!ここがいいですね。これが「努力の力」と言うものですよ・・・と思いました。できないのは、生徒がしないのではなく、中学生を信じることのできない大人の責任ではないかとさえ思いました。中学生は最高! この選手たちと一緒にやれた他のチームの小学生や中学生、あるいは保護者や指導者も自分の姿と重ね合わせて、きっと何かを感じたに違いありません。
by kusanokenji | 2010-06-14 11:52 | ■連載“日々努力”