第1407話・・・何のためにバレーするのか
2010年 06月 09日
このことを考え出したのは27歳の時。
ちょうど、監督になり、選手とは毎日交換日記が始まった時からである。
二日に1回交換。選手は半分づつ。だから自分は毎日になる。
毎日返事を書いていた。
ただ、赤鉛筆で偉そうにコメントするだけではなく、
真剣にノート上で語り合った。
まさしく青春!
1年後、「バレーキチ君の日々」という冊子ができた。
この冊子、僕の手元にない。欲しいな。
今でも
「何のためにバレーーをするのか?」を考えている。
しかし、”これだ!”といった答えが見つからない。
30年間も同じことを考えているのに・・・・。
だから頭の中にいつも懸案事項としてモヤモヤと浮遊している。
しかし、この“懸案事項”が頭でいつも浮遊しているってやつ、
これが進化への活力の正体ではなかろうかと思う時がある。
アイディアとか工夫とか・・・・新しい発想とかの・・・・。
いくら講演会や講義を重ねても満足がいかない。
いつも不満足で終る。
どうすれば、人の心に落ちる話ができるか?
自分には才能がないのがよくわかる。
だから努力しかない。
今朝も努力中。
進まない受験勉強みたいな心境の日々だ。