第1384話・・・自分観察
2010年 05月 07日
今から20数年前、安岡正篤の「人物を修める」という本を読んだ時
「小人閑居にして不善を為す」と言う言葉に衝撃を受けたものである。
暇なときほどよからぬ悩みに襲われる。
まさしく自分のことだと悟った。
人の観察はよくするが、自分の観察をできる人物は少ない。
では、自分はその少ない人物を目指そうと思った。
まず、威張らないこと。
人とは穏やかに、和みで接すること。
つまらないことで争う前に、その場から去ること。
人の善意を待つのでなく、自分から近づくこと。
それらしきことを随分と努力してきたが、なにせ小人なものでなかなか成果が出ない。
悪いクセはなかなか直らないので、今は悪いクセを直すよりも良いクセに挑戦中である。
これなら悪いクセを直すことよりも、できそうである。
良いクセへの挑戦とは・・・・
これは陰徳なので人に言ってはならぬもの。
その成果は、毎週のバレー塾そのものであると思っている。
無理強いさせない。
子供の笑顔を引きだす。
自分は小人だから暇になるとロクなことは考えない。
だから考えるヒマがないほど毎日忙しくしたほうがいい。
自分観察で見つけ出した答えだ。