第1346話・・・人間にとって大切なのは「徳性」
2010年 03月 15日
懇親会の自己紹介タイムで4月から正式教員になる若き講師が次のような話をしました。
『僕は今日の講義の「徳性」にとても共感しました。なぜなら、私が大学3年の時に体験したからです。その年はチームの成績が悪くみんな落ち込んでいましたが最後のインカレで満足のできる結果を残しました。事は帰りの新幹線で起きました。みんな疲れていました。中には脚を投げ出して、席を占領するような格好で寝ている者もいます。190センチ台の大男軍団です。目立ちます。次の日、学校のほうにメールが来ました。その時、乗り合わせた乗客の方からです。「お宅の学生さんの教育はどうなっているんですか?」という内容のメールです。僕たちはコーチから「社会でのマナーが常識以下だ。試合では頑張ったが君たちの評価はマイナス点だ!」と厳しく戒められました。そのことが情けなくて、悔しくて絶対人として成長しないといけないと心に誓いました。そういう体験があるので今日の講義の「徳性」の話がとても心に染みました』・・・・・みなさんパチパチ拍手です。とても明るい気持ちになりました。
【今日の勉強】
