第87話(4月6日)・・・反射神経とは
2005年 04月 05日
よく「あの選手は反射神経がいい」というのは、意志とは無関係に勝手に自動的に動くことを指しているのです。このとき働く感覚から運動までの神経回路は、感覚細胞と運動細胞とその接続点であるシナプスという非常に単純な回路が脊髄の中に組み込まれています。したがって、いろいろなパターン運動についてその回路をつないでいくと動作がスムーズに行えるというわけです。
神経の発達が著しいジュニア期に、感覚器と筋肉を動かす運動ニューロンをつなぐエクササイズやトレーニングを反復練習させると、運動神経の素晴しい選手が誕生するというわけです。