第1276話・・・伸びる選手
2009年 12月 28日
5か6の実力の段階にいるのに、
まだまだ自分では3か4程度の力しかないと思って努力を怠らない選手。
一方、まったく逆で、
実力は3か4なのに、
自分では5か6あると思っている選手。
どちらが伸びる選手であろうか?
答えは誰でも前者だと答えるだろう。
その通りである。
しかし、自分ではまだまだ3か4しか力がないと思っているのに
周囲からヨイショされてその気になってしまい、
天狗になって努力を怠り、結局いつの間にか消えてしまう選手も少なくない。
いわゆる「世間から注目されて」ダメになってしまう例は結構ある。
特に精神も技術も未熟な小学生や中学生ではなおさらその可能性は強い。
誉めることは大事だが、誉め殺しにならないようにも気配りが必要である。