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第1272話・・・高校生からの手紙

「・・・・中略・・・・
 全盲の人が夜道を提灯を持って歩くお話(ブログ参照)は、とても考えさせられました。
実際にバレーをする上で自分がどんなに良いプレーをしたと思い込んでも
それが次に触る人にとって、プレーがしにくいボールだったら
それは良いプレーと言えないと思ったからです。
プレーは自己満足ではいけず、
お互いを思いやる気持ちが大切なのだと思いました。
これは人間関係の中でもいえることだと思います。
 私たちのチームでは、塾が忙しく、部活に出れない子がおり、
なかなかチームが一つになれず、
暗い夜道を全員が何も持たずに歩いてしまっているように思います。
ですが、バレーボールはチームが一つでないと、6人がまとまらないと
できないことに、最近気がつきました。
そして先生のお話を聞き、暗闇の中、何も持たずにいては、お互いを見ることが
できないことを知りました。
一人一人が明かりを持ち、お互いを照らしあい、まとまっていきたいと思います。
 自然体バレー塾の一日はあっという間で、ですが、その中で本当に沢山のこと
を学び、感じることができました。本当にありがとうございました。」

これは今年の11月23日の八王子でのバレー塾に参加した高校生からのお手紙です。

メールの時代にあって、手紙の温かさと、気持ちのこもった高校生の姿がとても
新鮮さを与えてくれました。

そして、ふと思いました。

こうしていろんなことを感じてくれる子供が沢山いるんだ・・・と。
そして
これはいいことだから続けよう。
ただ喜んでもらえることに精出して続けよう。
余分なことはいらない。
何もいらない。
ただ人様に喜んでもらえることを、
こうしてできるだけでもありがたい。
それこそ六方(※1)に感謝だ。
バレー塾も参加者が11万8千人になる。
目標をいくらに設定しようかな?

※1・・・橋本でのバレー塾に参加した兵庫県養父郡の清渓中学校の
ボールに書いてあった言葉。
「六方拝(東西南北天地)」より。
by Kusanokenji | 2009-12-23 11:02 | ■連載“日々努力”