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by kusanokenji
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in新宿

【第602回】 in新宿Ⅱ(東京都)
2009年11月23(祝)・・・新宿元気館:40名
★受講者累計 117,590名 
  前回☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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 【今年は・・・】昨年はコート一面に対して人数が多すぎたので今年は40名に限定。ちょうどいい人数でいろいろなことができました。それにしてもみなさんお若い!一日中、休むことなく、サボルことなく、黙々と笑顔で頑張っている姿はママさん美人集団。昼食後、40分くらい講義。といっても漫談風の話。今回も真剣に聞いていただきました。会場は新宿ど真ん中。西早稲田駅と直結している体育館。みんな手作りのバレー塾。ママさんだってやればできるんです。できるかできないかはやるかやらないかの問題。続けるか続けないかは覚悟次第。強い信念と行動力があれば何事も叶うもの。ご苦労様です。一隅を照らす人間として、さり気なくやり続けましよう。すくなくとも僕はそう思っています。この看板(横断幕)・・・お見事ですね。
【9人制のバレー観を変える】・・・前夜祭での席上、どうもママさんバレーの固定観念が強すぎるところを発見。ちょっと崩してみよう・・・・と挑戦してみました。結構できました。うまかったですよ。やればできるじゃないですか!・・・そんな感じ。自信もってくれたら何よりです。
<その1>・・・1)強打レシーブを直接2段トスにする、 2)フォワードが積極的にレシーブに参加する・・・この2点をやってみました。次にレシーバーの判断・・・ワンタッチしていれば2段トスにもっていく・・・・というのが常識になっているが、ここが大きな落とし穴。微妙なワンタッチなんて見えるはずがない。したがって2段トスにならずチャンスで返球するパターンが多い。そこで考え方を「相手のスパイクボールがはっきり味方ブロックに当たってないとわかったときだけセッターに返すレシーブを行う!」ということをしたらどうか・・・「つまり、それ以外はすべて2段トス。勿論強打もアンダーでそのままトスにもっていく」・・・それをドリル化。
<その2>・・・フォワードの選手がセッターが殆んどが定番とか。これをHCにする。いわゆるランニングセッターでやってみましたが・・・結果は皆さんどう思われたか聞いていませんのでわかりません。
でも、みなさん、ネットプレーがうまくなっていました。それと、目がキラキラ輝いていてとても美しかったよ!
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 【お見送り】・・・午後7:47分新大阪行きの「のぞみ」までお見送りしていただきました。車内からパチリ。どうもありがとう!
【ママさんの質問力は天下一品】・・・ママさんのいいところは質問が多いということ(笑)。それもしつこい(笑)。でも楽しい。これはすごくいいこと。分からなかったら???もするし、これがまたいい。子供は説明したらわかってもわからなくても「はい、ありがとうございました」ってすぐ帰るけど、ママさんは違う。日頃生活で鍛えられた「納得するまで!」の精神はここでもきっちり発揮されており、少々しつこいくらいが本気モードの証拠。とても楽しくなりました。これ冗談ではありません。「育てる」とはSODATERUと書きますが、そこからS(サゾ・・・苦痛を与える)をとると「ODATERU:おだてる」になる。育てるとは、きついことを言うのでなくおだてること。つまり、欠点を指摘することでなく、うまく誉めること、核心をついた長所をホメながら伸ばすことなり!ということを笑いながら説明していくわけですが、これがまた楽しい。わかっていても誉められたら嬉しくなるもの。大人になるほど誉められることに飢えているのかもしれないね。これが人間なんだよね。こういう心の機微みたいなものがツーカーで分かり合えながらの指導は絶えず笑いがあって、かつ真剣で、核心をついたものに向っているのでとても生産的。ぼくはこういう雰囲気は好きだな。ママさんに対して真剣に目くじら立てて怒って指導するのが僕には理解できない。こういう関係になると会話の流れの中で「アホか!」と言えるようになるし、それが逆に爆笑を誘って潤滑剤になる。そういう言葉で落ち込まなくなるのがいい。普通は「アホ」とか「バカ」とか言われたら大変だもんね。質問してくれたたくさんのママさんたちありがとう。そういえば、高校の若い先生も前向きでよかったよ。また八王子の先生と連絡とって、いい教師にまい進してください。
by kusanokenji | 2009-11-24 00:06 | ■講習会リポート