in東京
2009年 11月 24日
2009年11月21(土)・・・八王子第三小学校、:40名
11月23(日)・・・コニカミノルタ体育館:150名
★受講者累計 117,550名 前回☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年で第5回目の開催。
初日は八王子第三小学校体育館で小学生対象のバレー塾。
2日目は小学生、中学生、高校生3チーム参加。全員で150名の大所帯。最初から最後まで活気溢れる充実したバレー塾で楽しく、かつ有意義に終ることができました。
【成長していた小学生】・・・八王子市内には70以上の小学校があるのに、バレーボールチームはたったの二つ。市内には高校バレー名門校もあるのに寂しい状況である。この状況に見かねて立ち上がったのが作間教諭。もう5年前である。学校では特別支援学級の担任。コツコツ子供と向き合って教育活動に従事されている先生である。けしてハデさや熱さは感じさせないが、粘り強くそして芯の強さをもつ子供の育成に心を配っておられる。今年のチームは1年生が3人・・・全部で10人くらいかな? 6年生が1年生や後輩の面倒をみている姿には完全に母性愛を感じる。素晴しい光景だ。立派に成長している姿を拝見して、目先の勝敗がちっぽけに見えた。バレー塾で知り合って、その後ずっと交流を続けている都立府中西高校の生徒さんも素晴しい。小学生とは姉妹の関係みたいになっている。いい交流を継続しているのも両方の顧問の先生のお人柄。スポーツの指導者も最後は人柄がものをいう。そういう感じを一層強くした次第。まさしく人間教育の根源だ。
【進学校の部活の意義】・・・横浜から参加の横浜雙葉高校。進学校で有名な小中高一貫の私学。今日は中学生30名、高校生が3名、合計33名が参加してくれていました。高校生はちょうどお受験などで大変みたいです。3年前にも埼玉で行われたバレー塾にも参加。その時に当時のキャプテンから頂いた手紙を思い出した。とても新鮮な高校生らしい目線でのお手紙に感激したことを顧問の先生に伝えたところ、彼女は現在防衛大学に進学しているとのことです。なるほどとガッテン! 国を思う気持ち、自分の生き方をしっかりもって「今を生きる」・・・・そういう姿勢を感じました。それで閉講式のときにこの話をしました。試合に勝つことも大事かもしれないが、先輩としてチームに何を遺したか?・・・・これも部活の大いなる意義です。これがチームの伝統として脈々受け継がれていくことを、「無形の文化」が育っているということになるのでしょう。未来ある中高校生には技術的なことと併行してこういうことを沢山学んで欲しいと思って、結構人間学的な話も交えながらのバレー塾にもっていきました。開講式の直後、ブログに書いた「提灯の話」をして、ところでなぜ盲目の人に提灯を渡したの?という質問にも見事答えてくれたのが横浜雙葉高校の高校生でした。ちょっと文化の香のするバレー塾もいいものです。バレー界の鎖国はいけません。