第1224話・・・指導者の誠意
2009年 10月 13日
指導者と呼ばれる者・・・ピンからキリまである。
こと子供を教えるバレーボールの指導者をみていると
「選手のアラ探し」「頑張らせるだけ」「サボらせないだけ」それだけに燃えている人。
あきらかに「指導」ではなく「指摘」をする人。
やり方が間違っていても「がんばれ、がんばれ」しか言えない人。
クセなんでしょうか。勿論、一部の人だとは思いますが、
温和な瞳で選手をみつめることのできない指導者たち。
疑心暗鬼な目で選手を見つめる指導者たち。
眉間にシワを寄せることは得意な指導者たち。
そういう方は多分自分を信じられないんでしょうかね。
自分が指導している選手なのに・・・・・。
自分の自信のなさ、不安を解消するため指導者の資格取得に奔走するけど
しかしそれは自分が苦労して得たものではないから借り物の域を脱できない。
資格取得のための講習会にも問題があるのも問題かもしれない。
資格を取得すればもう指導者だと安心してしまったりしないかと・・・。
そういう人は、引き出しもなく、奥行きも浅いから
目の前でうまく行かなかったらすぐ壁に当たってしまう。
人を指導するということは「つまみぐい」して通用するほど甘い世界ではないのだ。
大事なのは「壁を階段にしてしまう」メンタリティー!
勉強するキッカケづくりの講習会が必要なことはいうまでもない。
結婚相手を探すキッカケづくりのコンパみたいなものだ。
試合に勝ちたい!子供たちを勝たせたいがモチベーションであっても構わない。
スタートラインはそこであっても、最後は選手が喜ぶことをしてあげれる指導者に成長する。
これが「指導者の誠意」ではないだろうか。