第1193話・・・宅配便
2009年 08月 24日
と同時に体験したことのない「やもめ暮し」が現実となった。
まさか自分が・・・・これまでと180°すべて違う生活が待っていた。
洗濯機の使い方も知らない、炊飯器も使えない、ゴミだし?
スーパーでの買い物なんて考えることさえなかった。
当たり前であったことが実は特別だったんだと気がついたときは
もう遅い。何もできない自分・・・。
寂しさ、孤独感は限界を超えた。
そういう時は笑うか泣くしかない。
できたら笑いたい。
なぜなら「苦しいときほど笑おう」が彼女のモットーだったから。
自立せよ!・・・偉そうに選手に言ってきた手前、少々バツが悪い。
だから必死で自立できるように、今奮闘中である!
まだまだ子供みたいだけど、子供だから伸びシロが沢山あると思っている。
そんな自分にあって「宅配便」の存在は嬉しい。
「世の中から忘れられていないんだ」と実感したりする瞬間。
さっきも友人から届いた。
一つは新潟から「自宅でとれた夏野菜」。
トマト、キュウリ、インゲン、ミョウガー、オクラ。
一人身を案じ、量も種類も気配りがしてある。
もう一つは沖縄からのシークワーサー。
ビタミン、メネラル豊富な沖縄の宝。
両方とも真夏の太陽を浴びた食材。
友よ、忘れないでいてくれてありがとう!