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第1189話・・・負ける工夫

こんなこと書くと不謹慎だなんて思わないでください。
僕は練習試合や公式戦でも「負ける工夫」を人知れずやっていました。
☆それはなぜ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伸び悩んでいるときとか
今の環境が当たり前になっているときとか
どうせ勝てると油断している時とか
頑張っている振りをしていると感じた時とか
コツコツ陰で努力している選手を励ましたい時とか
勝ちたい試合に照準を合わせている時とか
心の油断、驕りをなくさせたい時とか・・・・・・・・・・・・いろいろあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勿論、相手に失礼のないようにも工夫します。
あくまでも「目の前の試合に全力を尽くす!」ことに全力を尽くしての話です。
勝負事は勝ちすぎても負けすぎてもいけないというのが僕の考えでした。
そこにすべてを賭けたらダメだとも思っています。
なぜなら次があるからです。今は次への通過点だからです。
通過点だからこそ「今に全力!」という考え方を大事にするのです。

お相撲さん同士が相撲取るとき、負けるのはイヤなので闘志むき出しで
「勝つために頑張る」のはわかりますが、大人と子供が相撲やプロレス
ごっこするときはそうではありません。
「負ける工夫」して、相手を喜ばすためにうまく負けながら相手をホメます。
これは弱い立場の人への思いやり、育てる心の表現です。
いわば上に立つ人の心の余裕です。相手の成長を祈る余裕です。
すなわち、いつでも勝てる実力をもっていれば「負ける工夫」もできます。

しかし少年団や中学生のバレーの指導場面を見てください。
孫みたいな可愛らしい子供に、鬼のような顔して怒っている姿を見かけるではありませんか。
僕には子供の成長を祈るゆとりよりがない姿に見えます。
スポーツの指導的立場にいる人は、どんな大切な試合であろうと
「人を伸ばす」という心の余裕を忘れてはいけないと思うのです。

心に余裕があるからこそ負ける工夫ができる・・・・・
相手を伸ばす、喜ばす、育てる・・・・その心の余裕です。
by kusanokenji | 2009-08-18 10:15 | ■連載“日々努力”