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第1131話・・・道徳講話第3話

第3話・・・ヒビ割れた壺
 インドに言い伝えられている話です。昔は当然水道がありませんでした。それで遠く離れた川から水を汲んで運ばなくてはいけません。大きな家では、水を運ぶ専門の人夫さんを雇っていました。水を川から家まで運ぶことを仕事としている人です。水運び人夫さんです。人夫さんは水を入れる二つの壺を天秤棒にぶらさげて肩で担いで、川から家まで運んでいました。その中の一つの壺は、最後まで水が一滴もこぼれませんが、もう一つの壺にはヒビが入っていました。水がこぼれないように丁寧にゆっくり歩いても家に着いた時には壺の中の水は半分になっていました。水がこぼれない完璧な壺は「どうや、わしはいつも完璧やろ」と自慢していました。一方、ヒジ割れている壺は人夫さんに「いつも申しわけありません。すみません、すみません」と謝ります。それを2年間も続けてきたのです。そこで人夫さんがヒビ割れた壺に言いました。「そんなに気にせんでええで。それより水がこぼれている壺が通る道を見てごらん。きれいな花が咲いているやろ。わしが水がこぼれる方の道に花の種を蒔いたんや。水がこぼれたお陰でこんなにきれいな花が咲いたんや。あなたのお陰やで・・・」と言いました。ヒビ割れているお陰で毎日すこしづつ水がこぼれるおかげでその水を利用して花が育つんですね。ひび割れのお陰できれいな花を咲かせることができた・・・・そんな話です。私たちはみんなそれぞれヒビ割れ壺のようなものです。完璧な人間はいません。みんなヒビ(欠点)を持っています。先生や親は子供のヒビを責めるだけではいけません。子供たちにどんな花を咲かせるかが大事です。そんなことを教えてくれるお話です。お友達も同じです。友達を責めるよりも花を咲かせてあげれる友達になってください。
by kusanokenji | 2009-06-15 13:17 | ■連載“日々努力”