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by kusanokenji
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第1128話・・・道徳講話・第2話

第2話・・・努力の壺の話
皆さんは、「努力の壺」というのを知っていますか?(全校生徒を見渡す)
殆んどいないようですね。では話します。それはこんな話です。
 『人がなにかものごとを新しく始めるとか、いままでできなかったことをやろうと思ったとき、神様さまは誰にでも努力の壺を与えます。その壺は、いろいろな大きさがあって、人によって、ときには大きいのやら小さいのやらいろいろあります。そしてその壺は、その人の目には見えないのです。でも、その人が壺の中に一生懸命「努力」というしずくをいれていくと、それがすこしずつたまって、いつか「努力」があふれて壺が一杯になったとき、あなたが挑戦したことができるようになったときです。夢が叶う時です。』・・・・とこんな話です。この話は小学1年生かな?2年生かな?忘れましたが女の子が書いた作文の中に出てくる話です。読売新聞の全国作文コンクールで入賞した作文です。その女の子が学校で「逆上がり」の練習をしているんだけどうまくできない。それで家に帰ってお母さんに努力の壺の話をしてとお願いするのです。そしたらお母さんは先ほどの「努力の壺」の話をしてくれるんですね。これで3回目だそうです。お母さんは「今度の壺はかなり大きいようだけどなあ~に」と聞くので「逆上がり」と答えたそうです。彼女はお母さんの話を聞きながら、一杯努力をして逆上がりができるように頑張るぞ、と決意を新たにする作文です。とても素晴しいと思いました。さあ、みなさんは来週から3年生にとっては中学校生活最後の総体が始まります。うまく出来る人もいれば、なかなか上達できずに悩んでいる人もいると思います。そういうときはあなたがダメではなく、まだ努力の壺が一杯になっていないんだ、努力がまだ足りないんだと思えばいいんです。総体が終っても次の目標に向って努力を継続して行って欲しいと思います。はい二つ目が終りました。次は三つ目です。
by kusanokenji | 2009-06-11 09:46 | ■連載“日々努力”