第1114話・・・友や仲間
2009年 05月 24日
秀吉はそのために天下人になろうとしているのだ」
兼読「幸せは国が豊かになる以上に友や仲間がいることだ」
今晩の「天地人」で石田三成と兼読の会話のテレビ欄の紹介である。
昨日の「清子さんの1回忌・思い出を語る会」はまさしく
天国の嫁が引き合わせてくれた「気の置けない友や仲間との語らいの会」であった。
お休みの日なのに遠方から駆けつけてくれる多くの友や仲間のありがたさを感じた一日。
三菱電機を辞めて20年経過するのに「おい、おまえ、監督さん」の関係の糸は
ますます太くなっているかのようである。
そういえば集まったみんなも当時より20歳、年をとっているんだよな。
20年の歳月を生きるということはそれぞれに苦労を重ねてきたんだろう。
人間が練られ、人間が磨かれてきた20年間の歳月。
「えっ!、もう45歳?、お前は47歳か?うそっ~!」そんな会話が飛び出す。
プリプリの代わりにほんのちょっとだけシワが増えたくらいであとは当時のままなのに
年齢だけは確実に増えているんだと実感。
午前11:30分に始まった会は、二次会、三次会へと流れていった。
三次会が終ったのが夜の○○時。なのに周囲には10人以上も残っていた。
僕はフラフラで帰ったようだ。途中まで後輩と一緒に帰ったみたいだけど
朝、二日酔いの感覚で目が覚めた。
部屋中の電気がつきっぱなし。上は裸で毛布にくるまっていた。
まさに酔っ払いである。着替えもできないほど・・・。ひさしぶりやなと思った。
さっき、起きてお土産にもらった「福住のお饅頭」と、選手がつくってくれたお弁当の
「お赤飯」を食べた。涙がポロポロでるくらい美味しかった。
明日は家で法要。しっかり準備しなくっちゃ。
思い出話というのは
「苦労したこと」「怒られた事」この二つの話に花が咲くものだ。
試合に勝ったとか、楽しかったこととかの話題は一つも出てこないから不思議だ。
成績は記録に残るだけで、人の心の中には残らないものだなと再認識。
縁の下で頑張ってくれたメンバーが明るく逞しく主役を演じてくれるのもいいな。
いつまでも一緒にいたいなと別れを惜しむ面々・・・
あらためて、試合に勝つことの結果よりもそのプロセスの中に
青春時代にスポーツに打ち込むことの意義があることを感じた一日でもあった。
みんなに感謝!