第1112話・・・”さん”づけ
2009年 05月 22日
お願いしていたら、逆に僕のほうが”いい報告”を何通か頂きました。
ところで、「僕は教育のプロです」と言われる小学校の先生の話。
彼はバレーボールの指導者でもあります。その先生が練習中に
1年生の子供に向って「○○さん」とさんづけしているのがとても新鮮に思えたので
聞いてみました。どうしてさんづけですか?と。彼は答えました。
「一人の人間として尊重しているからです」・・・
その時「おまえ」と口走っている自分をとても反省しました。当時は
女房にも選手にも「おまえ」が当たり前になっているのでどうしても
”さん”づけはできませんでした。それはそれでいいか、と勝手に解釈しました。
あるとき女房が後輩を○○君と呼んでいたので「年下でも部下でも、男性を呼ぶ時は
さんづけのほうが感じがいいよ」と言ったことがあります。
小学校の先生が孫みたいな生徒に「さんづけ」で呼んでもバカにされたりしません。
かえって人間的に尊敬されます。
自分で自分を高い位置に押し上げるような言動は慎もうということです。
僕はそういうことが嫌いなので「大阪のおっちゃん」で通していますが。