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第1106話・・・心をつくる

試合に負けて「バレーはハートだよ。うちの選手はダメだ!」と胸をポーンと叩く監督。
そんな光景をみるたびにいつも????と思ってしまう自分。
じゃあ、どうすれば心はつくれるの?しごきだけ?猛練習だけ?
「心」って何?・・・・試合でミスすれば心がないの?そんなのおかしいよ。
身勝手な発想じゃないの? 
いつも疑問のままである。本当の心とはもっと違うところにあると・・・・。
いざというときに出てくるのが心。
でも考えてみたら30数年以上も「心の教育」を心がけてきた。
しかしまだつかめない。わからない。
そんなとき、ふと次のような文章に出会った。

「長い廊下を雑巾で拭く。清める。その場合二つの目的がある。
一つは廊下を美しくする。ただこれだけの目的である。
もう一つは、廊下を清めて自分の心も清めたいと考える人。
形の上から見たら同じである。しかしそこには大きな差がある。

美しくきれいに拭きあがられた廊下を見て喜ぶ。仕事が済んだら心も澄む。
そこへ足の汚れた人が駆け上がる。汚い足跡がはっきり残る。
その時、前者は怒りが沸く。不快になる。
「おい、折角磨いたのに、それ見ろ、汚い足跡がついたじゃないか、どうしてくれるんだ」

後者の人は。もう仕事は済んだと思っていたが、そこに汚い足跡がつけられた。
ああ、また仕事ができた。ありがたい。
「もしもし、あなたの足をちょっと拭かせてください。私はちょうど暇ですから」
と言って足を拭いてあげる。それから廊下の足跡を拭く。
そこまでやれば、心はいよいよ清められる。爽やかになれる。
相手の心、汚い足の人の心も清められる。
そうして自分の心はさらに清められる。
自分の心に勝った喜び。
自分の怒りに勝ったこの勝利の喜びが加えられて

涙ぐましい感激の清い心が沸いて来る。・・・・・・・・・・・・・・・・常岡一郎さんの随筆より・・・・・

そうなんだよな。
自分の中に湧き出る怒りに勝つ体験が不足しているな。そう思った。
またいろいろ勉強できそうだ。
by kusanokenji | 2009-05-15 07:51 | ■連載“日々努力”