第1080話・・・ひとりぼっちの入社式
2009年 04月 11日
『昭和18年4月1日、私は会社の正門の前に立っていた。
頭の後ろで髪を二つに結んで、希望に胸を膨らませた18歳の乙女。
式が終わり職場に案内された。
そこに一人のかっぷくのいい男性が現われ
「○○君、ここが今日からの君の職場だよ」・・・・
○○勤労部長との対面だった。
そこから本日まで65年・・・・・はい、終わり!」
と、昔を思い出してメモにして、一人で読んだのよ ホホホ・・・!』
昨晩、昔の人たちが来てくれた。
行きつけの居酒屋で遅くまで痛飲した。
83歳、今でも現役バリバリの○口さんが上の話をしてくれた。
「バレーボールはええな!」としみじみ腹の底から話される姿が響いた。
「バレーは人生を豊かにしてくれる」とも言われた。
「私はず~っと一人だから本当にバレーボールに助けられた」
「あんたがもう1回監督してくれるのが夢よ。
どこまでもマネージャーで追いかけたいのよ・・・」
そう言っていただける人たちである。
ある年齢にくると寂しさから逃れられないのが人生。
ふと心の中を覗いてくれる友が欲しいものだけど
心の中を覗いてあげれるような人になりたいものだと思った。
頭の後ろで髪を二つに結んで、希望に胸を膨らませた18歳の乙女。
式が終わり職場に案内された。
そこに一人のかっぷくのいい男性が現われ
「○○君、ここが今日からの君の職場だよ」・・・・
○○勤労部長との対面だった。
そこから本日まで65年・・・・・はい、終わり!」
と、昔を思い出してメモにして、一人で読んだのよ ホホホ・・・!』
昨晩、昔の人たちが来てくれた。
行きつけの居酒屋で遅くまで痛飲した。
83歳、今でも現役バリバリの○口さんが上の話をしてくれた。
「バレーボールはええな!」としみじみ腹の底から話される姿が響いた。
「バレーは人生を豊かにしてくれる」とも言われた。
「私はず~っと一人だから本当にバレーボールに助けられた」
「あんたがもう1回監督してくれるのが夢よ。
どこまでもマネージャーで追いかけたいのよ・・・」
そう言っていただける人たちである。
ある年齢にくると寂しさから逃れられないのが人生。
ふと心の中を覗いてくれる友が欲しいものだけど
心の中を覗いてあげれるような人になりたいものだと思った。
by kusanokenji
| 2009-04-11 08:00
| ■連載“日々努力”

