第1079話・・・指の先は最後
2009年 04月 10日
重心移動+最後の決めは足の指が”ピクン”。
最初出会った頃は意味不明でした。
なぜ、足の指が最後なのか?
そして”目線”・・・・どこを向いているのでしょうか?
目線と末端!
バレーボールの、いやスポーツ全体の共通の基本の動きがそこにありました。
重心移動がなぜ美しいのか・・・コアー部分、体幹部分が安定してクネクネ
していない。しかし、動きの中で全体のエネルギーをしっかり作り出している。
イルカショーを見たら動的バランスがみれる。空中を飛んでるイルカの姿。
空間での重心移動が素晴しいと言われる。
初心者に教える時にパスから教えるのは???だ。
なぜなら、一番最後に使うべき末端の手の指を最初に使わせるからだ。
目線の指導・・・あまりされていないようだ。
一瞬のうちに「ボール見て、相手を見て、味方を見て、またボールを見て・・・」と
言われてもできる筈もない。教えている人もできるのだろうか?
目線の向きで顔の向きが変わる・・・ここにヒントが隠されているようだ。
なぜ?を説明できる指導には、指導者自身の日々成長が待っている。
なぜ?は相手に求めるのでなく、その解答を相手に与えるものである。
こうして考えると最初はやっぱりモーションバランスがいいと思った次第。