第1073話・・・迷い
2009年 04月 02日
春休みで来てくれていた娘と孫が今日、愛媛に帰った。
いなくなると一人ぼっちだ。寂しくなる。身にこたえる!
2,3電話するが、寂しさは癒えない。
桜を見るたびに昨年のことが思い出される。
もうすぐ妻が亡くなって1年。
寂しさとか、辛さとか、そういうものは「時間が解決してくれる」のは嘘だ、と思った。
よけい、辛いのが強烈になるみたいだ。
10日ほど前、8年ぶりに会った人がいた。
昨年定年を迎えたとか。奥さんを無くして7年たつとか。
その人が僕に言った。
「3年はダメですよ、・・・」
その言葉が身に染みた。というよりホッとしたというか、安心した。
励まされるよりありがたかった。ああ、経験者の言葉は響くと実感した。
結婚してずっと全給料妻に渡す生活だった。
安月給だったけど、いつも「ありがとう」と言ってくれた。
その言葉が僕をいつも元気にしてくれた。
「ありがとう」の言葉を聞くために36年間働いた。
それくらい妻の「ありがとう」が僕を支えてくれた。
チームを新たにつくろうかどうか、監督しようかどうか・・・・少し揺れている。
日本一の幸せなチームを作ろうかと考えているのだが
でもそうすると、今の活動ができなくなってしまう・・・・。
来年まで考えないことにしよう!