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in生野

【第565回】 in生野中学校(兵庫県)
2月14日(土)~15(日):生野中学校体育館:60名
★受講者累計 106、710名 

  
【小さな町の 小さな中学校でのバレー塾! 】 
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【銀山の町】
姫路から播但線で日本海めがけて一直線。視界が段々狭くなり、途中から線路は単線。風景も寂しくなっていくが、しかし車内は城崎・香住・浜坂方面へのカニ乗客でムンムン満員。トンネルをくぐると、一世を風びした生野銀山がそこにあった。今は過疎化が進んでいるらしく寂しさをぬぐえないが、しかし学校に到着すると「こんちわ~!」という元気な声が待っていた。
【単独開催】
今回は単独チームでの開催。けして強くない。地区大会1回戦をようやく突破した程度。しかし「子供たちになんとか自然体を直接味合わせてあげたい!」という顧問の先生の願いとバアックアップしている松本さんの心を感じて、たまたま予定が空いていたこともあり即答。実現したのである。けしてバレーが盛んでもないが小中高が集まった。生野ジュニア、生野中学、生野高校。直系家族集合!まさしく一貫指導体制への第1歩。
【帰らない小学生】
1日目の午後4時ごろ。「もうそろそろ君達は帰ろうか?」と6年生と5年生の子供に聞いた。即答えが返ってきた。「帰らないよ、もっとやりたいです」。「あっ、そう、それは失礼!」と私。とうと最後まで小学生は帰らなかった・・・。
2日目。朝からポロポロと小学生たち。練習日ではなく、地域の行事が終った子供たちが自主的に参加。お昼になったので「ではさよなら、もう昼からはこないんだろ?」と聞いたら「いえ、やります!」。「あっ、そう、それは失礼!」とこれまたビックリ。保護者の方曰く。「昨日帰ってきて楽しかった、楽しかった、明日も行きたいと喜んでいました」・・・・。写真の姿をみればわかります。2年生から6年生まで・・・・。医学的な話も人間学の話も普段よりは多く話しました。なぜなら、この子供たちの脳が求めているように感じたからです。今ここでの2日間が、この子供たちの未来に大きな影響があるかも知れない・・・・そんな気持ちにさせてくれたから難しい話もあえてしました。でも最後までキラキラ瞳を輝かせて聞いてくれました。
【太陽の存在の中学生】
大人を喜ばせることのできる能力は天才ではないか!と思わせるバレー部員たち。その会話はまるで「上品なおばちゃん!」。お婆ちゃんからもらった知恵袋をぶら下げているのではないかと思わせる雰囲気があるのだ。1日目の夜は、顧問の先生のご自宅で鍋を囲んで生徒も一緒に食事会をした。それも楽しい会ではあったが、帰る時の何気ない会話が素晴しい。玄関先や土間での立ち話が聞えた。顧問の先生の母親に「夜分遅くまですみませんでしたね~」とか、「いろいろお世話かけましたね」「後片付けも中途半端ですみませんね~」とか、もう、母親同士の会話そのものが板についているではないですか。その話のトーンとか、表情とか、すっかり地域のおばちゃんの会話そのものだ。さり気なくさわやかで、聞いていて安心感を与えてくれて、生活の一部になっている会話に聞こえてくる。なんだかすっかりこちらを安心させてしまうから驚きだ。地域で愛情一杯もらって育ってきたんだろうなとほっこり、ほんわかな気分にさせてくれた。これ以上のものを彼女達に何を求めるの? 教育関係者はここの教育力をちょっと研究したほうがいいかも知れないよ。
【魅力一杯の中学生】
なぜか、彼女たちの未来に大きな力を感じた。「君達はきっとこの生野の町を救ってくれるんだろうなあ」「君たちならやってくれそうだよ、そんな気がする」と言わせるくらいパワーを感じたのである。中学生にだよ。世間で言う中学生とどうしてこうも違うの? なぜ? そう思うのである。この子達と結婚する男性や家族はきっと幸せになる違いない。そんな気にもさせてくれる。僕がもう少し若かったらな(^^)なんて思わせてくれる魅力なのだ。不思議だな・・・。
【何が大事?】
そりゃあ、試合には勝ちたいよ。勝てば嬉しい。当たり前だよな。そんなの当然なことや。けど、違うんだよな・・・・。自然体でいつも言ってることはそんなことじゃない。そんな理屈じゃない。もっと大切で根本的なもの。勝つ事を最優先している指導者にはわからんだろうな。
【田舎暮し体験】
今回は顧問の先生の自宅に泊めてもらった。大きな家である。田舎特有の「田の字」になっている家。子供たちが帰ったあと、お母さんと先生(娘さん)と、松本さん、西田先生と僕と5人で、掘りコタツで午前2時まで語り合った。まさしく至福の時間を満喫させてもらった。次の朝は美味しい味噌汁が用意されていた。こちらはギリギリまで寝ているのにお母さんたちは朝早く起きて朝食を準備してくれたんだと思うと・・・・。それだけで満たされた愛情を感じるのだ。今の僕の暮らしには刺激がきついくらいだ。ちょっぴり愛情タップリの田舎暮し体験をした感じ。ええな~、こんなところで暮らしたいな~、そんな気になった。住むところは場所で選ぶのではなく人で選べ、とはこのことかな。いい人との出会い、いい人と一緒にいることが一番やな。こんなことを思った。人間は一人で暮したらアカンのや。やっぱりな~。

バレーの話より人間の話になりましたが、バレーは勿論頑張りましたよ。
by kusanokenji | 2009-02-16 10:43 | ■講習会リポート