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第1030話・・・閃き(ひらめき)のプレー

バレーボールの試合を観ていて、どうもワクワク感がない。
なぜだろう?
中学生から実業団まで大して変わりない。
選手のやることが決まっている感が強いのでエキサイティングにならない。
一生懸命さが「力(りき)み」になっているのを観るのが辛い。
体の使い方が理に合わず、きしみの音が聞えるようで辛いのだ。
点の取り合い、凌ぎあいというよりも、ミスで点が入る競技に見える時がある。
もっと洗練された「閃(ひらめ)きのプレー」が欲しいな。
「閃(ひらめ)きのプレー?」
例えばセッター!
殆んどの試合を観ても、最初からトスの方向が決まっているように見える。
アタッカーと「合わせる」ことに夢中で、それ以下も、それ以上もない感だ。
アタッカーはどのポジションでも、バックアタックも含め常時3枚と考えると
セッターがトスをあげる瞬間は「3つのトス」に限定されるはずである。
つまり、「ここと、ここと、ここ!」と決める。これがサイン。ところが実際は
「打ちやすいトス」「タイミングを合わせるトス」に意識を使っているので
トスを上げる瞬間は「ここしかない」という状態になっている。
トスの正確さやスピードなどが違うだけで結局は意外性欠乏で終る!

ではどうすればいいか?
1、全てのトスの基準(高さ、速さ、軌道、位置)を決める。
2、セッターの基本練習は基準のトスを正確にあげること。
3、アタッカーの基本練習は基準のトスを打ちこなすこと。
つまり、セッターもアタッカーも目指すものを共有化すること。
理由は、どちらかに合わすと、未熟な域を脱出できないから。
ひたすら、共有の基準をクリアーできることが基本練習の目的である。

試合の場面でトスをあげる一瞬は、この基準の中の一部分に限定される
と発想すればよい。どんな体制からでもあげるトスは基準のトス。

次の段階では
セッターは「三つの基準のトス」を操る練習に入る。
トリッキーではなく、目的をもった正確なトス、意外性のトス!
by kusanokenji | 2009-02-03 10:34 | ■連載“日々努力”