第977話・・・疾風に勁草を知る
2008年 11月 14日
意味は「逆境のときほど真の強者が明らかになる!」
疾風(しっぷう)とは激しい風が吹いていること、
勁草(けいそう)とは強風にも倒れない強い草のこと。
穏やかな天気のときは野原一面に生えている草の中で、
どれが強い草か弱い草かの見分けがつかないが、
激しい風が吹くとすぐに見分けられる。
まさしく人間社会も同じだ。
「困難に遭遇したときにはじめてその人の人間としての真価がわかる」
まさしくその通りだ。
・世間のの冷たい風を受けた時に何をするのか。
・肩書きを外した時に何ができるか。
・背中の看板を外した時に何ができるか。
・落ち目になっと時何ができるか・・・そういうことを問うているのだが
・逆に、他人がそうなったとき、自分は何をしてあげれるのか・・・
・お世話になりっぱなしになっていないか
・いざというとき逃げていないか
・受けた恩を仇で返していないか
そういう人間の本質を問われているのである。
自然体バレー塾が求めているのはここぞという時に
優しくて強い人間の育成だ。
普段は周囲を和ませる優しい心の持ち主であるが、
いざという時には獅子にもなれる強さのことだ。
そういう思いを込めて書いたのが「指導者の人間学」です。