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by kusanokenji
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第974話・・・人材育成    

今日の(11月12日)毎日新聞の“余禄”が面白い。
なるほど~とガッテン。鋭い指摘だ。
・人間が一番いいかげんな金の使い方をするのは他人の金を他人のために使うとき。
・自分の金を自分のために使う人は節約と効率の双方を心がける。
・自分の金を他人に使う時は効率に関心が薄くなる。
・他人の金を自分のために使う時は節約も効率も考えない。
と、役人の金の使い方に苦言を呈していた。

こういう感覚は、そういう立場にならない時に訓練しないと身につかない。
急にお金が入ったら失敗するのもそのためだ。

お世話になった企業では素晴しい人材育成が行われていた。
それは「お祭り」の実行委員会制度である。
目的は人材育成!経験させるのである。
年に1回、桜の咲く季節に地域の人も招いての「桜祭り」が盛大に行われる。
参加者は5~6000人にも及ぶ規模だ。
そこで20代の社員で実行委員会結成する。
会社は予算を与えるだけで全てを任せるのだ。
企画から後始末までを実行委員会ですべて行う。
役割分担を決め、予算を立て、業者との折衝、広報、などあらゆる仕事を
全部経験する。会社の仕事でいえば総務、経理、製造、技術、人事などであり
病院で言えば専門医師でなく外科、内科、耳鼻科、小児科など全てのことを
経験するのである。まさに「生きたOJT」。
専門バカを作らないためには大切な育成方法だ。
昨今、専門志向に走る傾向が強いがけしていいことではない。
なぜなら、大事なのは何事もバランスが大事だからである。

このように考えるとバレーボールの指導もまったく同じだ。
小学生の時からポジションを固定してしまうのには大きな疑問が残る。
スペシャリストを作る?
by kusanokenji | 2008-11-12 08:48 | ■連載“日々努力”