★★★★★


by kusanokenji

<   2008年 02月 ( 26 )   > この月の画像一覧

自然体ではおなじみの「イルカとび」
3人1人組みになって、飛んで転んで起き上がって・・・を繰り返す奴。
ちょうどイルカショーみたいなイメージなので「イルカとび」と命名。
小学生の人気メニューのひとつです。
実はこれ、昭和60年に考え出したものでもう22~3年前の話になります、
当時はNHKテレビでも写されたりしたものです。
で、ポイントは何か?

飛んで転ぶまでの空間姿勢がポイントになります。
もう一つは、床への投地から起き上がるまでの体の使い方。

空中ではできるだけ放物線を描くように、頭から飛んでいくワケですが
よく考えると、頭と足は適当に動くんですが、丹田あたりのいわゆる「重心」
は殆んど動かないことがわかります。これは素晴しい!
体幹あたりのここが安定しない人はうまくできないようです。
空中動作で、あるいは空間動作での重心移動は重たい体を動かす
ことになるので大きなエネルギーを必要とする、つまりその分空中動作で
エネルギーを失うわけですから、他の動作ができにくくなる。
これは物理の専門の先生にみてもらって解析してもらって教えてもらおうと
思っていることですが、このことが解ればスパイク動作に何がしかのヒント
になるやも知れんなーと思ったりしています。
まあこういうところから新しいドリルはできるんですけどね。
もうすぐ行なわれる、お水取りの「五体投地の業」。
あれも何かのヒントを与えてくれます。
よく考えると、周囲には新しいドリルのヒントだらけです。
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-29 05:15 | ■連載“日々努力”
「腕をあげる運動」・・・
1、パス、トスをするとき腕をあげます
2、スパイクを打つとき腕を上げます
3、その他、様々な場面で腕を上に持ってくる動作があります。
例えば1、のトス/パスについて考えてみます。
両腕をダラリと垂らした状態(脱力した気をつけの姿勢)からオデコの
前のパスの形までの動き・・・・ここに運動センスが詰っていると考えるのです。
距離にして1m程度の移動距離です。
・先ずスピードコントロール・・・1mを1秒間で動かします。
・次に移動する軌道の問題・・・楽にスムーズに最短距離を
・最後に動かす順番・・・下から上、中から外が原則

そして3つに共通なのが「腕を上げるのが目的じゃない」ということです。
つまり、次のプレーのための動きであるということです。
練習の為の練習、トレーニングのためのトレーニングではないということです。
ステップそのものよりそしてこれらを身につけるためにはどうすればいいか、と
悩むわけですがそうだ!すべての動きに通じる「動きのきっかけ」を見つければ
いいいんだ、と考えてみました。
「両腕を頭の上にあげる運動に共通する動きとは・・・・何かを考えていくと
それは”始動”は全部共通になるという簡単な結論に至ります。

”始動の条件”は肩が動く→肘が動く→手が動くという順番作りです。
しかも両手の10本の指が下を向いていること。
始動の段階で指が上を向くと「手首の背屈動作」ですから手首に力が入ります。
ここを意識するだけでかなり違ってきます。服で言えば第1ボタンだからです。
意識?・・・そうです。ここは瞬間動作、オートマティック動作期間ではありませんから
意識してゆっくり動かせることが可能です。
指が下を向いた状態で肩を2㎝挙上して肘を動かすといい感じになります。
たったこれだけです。簡単です。
これをスパイクダンス(D2スパダンス)に組み込んで
習慣化させることを考えてみたいと思います。
勿論足の助走のステップ、踏み切りのスタップも同じです。
大事なのはステップの正確さとか速さではなく、「動きの間」です。
これをつくるには、どこか1ヶ所に「間の微調整場所」をつくればいいんです。
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-28 10:25 | ■連載“日々努力”
バレー塾での「動きづくり」をよくチェックしてください。
練習ドリルもそうです。
「相手の動きよりボールの動き」と同調した動きづくり!
が多いことに気がつくと思います。
理由は、バレーボールは空中を飛び交う競技だからです。
だからボールとの同調能力を養うトレーニング&ドリルにしてあります。
極端に言えばブロックは、ボールを追いかけて飛ぶドリルです。
結局究極のリードブロックということです。
そして早く動く、安定して飛ぶために基本のステップを覚えます。
ステップを覚えるのが目的ではないということです。
相手のどんなトスにでもボールと同調して飛べることをトレーニングします。
そういう能力が身についてから「手の出し方」を教えるとブロック技術が上達する
という考え方です。ですから、腕の出し方や手の出し方を先に教えてもダメ。
肝心のボールとの関係がチグハグでは意味を成さないからです。

ネットを挟んだ競技(テニスとかバレーボール)は相手の動きよりボールの動きに対応しなければならないのです。特にバレーボールは複雑です。自分に向かって空中を飛んでるボールの方向は一定ではありません。前からくるボール、真上から落下してくるボール、真後ろからくるボール、横からくるボールなど常に変化しています。それに速さも高低もまちまちです。したがって機械相手や器具を使った敏捷性や俊敏性のトレーニングをしても実戦ではあまり効果は薄いだろう、という考え方からです。難しく言えば空間認知能力などの名前を使いますが、要はボールをうまく操れる能力のことです。
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-27 09:51 | ■連載“日々努力”
城崎での講習会に同行した仲間が日記に書いていたものです。
講習会の間に子供や指導者向けに喋ったことの中からまとめてくれたものです。

『目で見て 耳で聞いて 自分で考え 判断(決断)し 行動する!』
指導者は、手取り足取り教えないこと!
子供に、自分で考え行動する事を習慣化させるんです!

『常にアクシデントがある中で、対応する力を身に付けてください!』
『声は人から言われて出すものではない! プレーをする人が声を出すんです!』

『どうして、もしもしカメよ♪の曲を使っているのか分かりますか?』
『ウサギさんは、何が目的で競争したんですか? ・・・・・・。』
『じゃ~、カメさんの目的はなんでしたか? ・・・・・・。』
『カメさんは、山の頂上に努力してゴールすることが目的だったんですね!』

休憩前の一言!
『次は、全日本がやるような攻撃をできるようにします!』

『鉛筆の中には何がありますか? 芯がある!』
『芯の周りには何がありますか? 木(気)がありますよね!』
『芯があって、周囲に気配りできる人になってください!』

『楽しいということは、時間を忘れて夢中になること!』
『時間が無い事を言い訳にしない! その中で、どう工夫していくか!』

『たった5分のクールダウンで故障しない!』
『他の練習時間を犠牲にしてでもクールダウンを行ってください!』

『おっちゃんの話は聞かなくていいよ!』
『でも隣の人の邪魔をしないでね!』
『隣の人に迷惑をかけるなよ!』
『おもしろくない人は寝てていいですよ!』

『勝つために頑張るんじゃない! 自分達の1点を取るために頑張ろう!』
『点を取るのがバレーボール! 1点を取るための楽しみ方!』

『指導者は、長所を伸ばす程度ではダメ!』
『今の長所や欠点は目に見えること!』
『目に見えないところ! 10分後! 1日後! 3日後! 1年後! 5年後! 10年後! を見据えて指導してください!』

『指導者は、ボールに触っているところだけ見ていてもダメ!』
『ボール触っていない時が大事!』
『こうしてはダメ! これがダメ! ・・・ではダメ! ではなく!』
『こうすればいいよ! なぜならば・・・・・。』
『解説者になってはダメ! 解決者になれ!』

『指導者が自分が納得したいことを押し付けてはダメ!』
『子供達が目を輝かせる! 子供達がやる気になる練習をしてください!』

そして・・・最後に、心に最も響いた言葉!
『どんくさい奴が
  最後には勝つんや!』

[PR]
by kusanokenji | 2008-02-26 09:03 | ■連載“日々努力”

講習会

第528回 <In城崎2008>
【指導者講習会】2月23(土)~24(日)
2日間:指導者60名、生徒220名★受講者累計 96、880名  

c0000970_1403069.jpg
c0000970_1404468.jpg<但馬の子供たちも元気でした>
城崎(きのさき)は兵庫県の北。日本海に面した温泉とカニの町。温泉街はちょうどカニの季節でピークを迎えていました。卒業旅行の季節なのか、若い団体と家族連れが多く、元気な温泉街の印象!バレー塾には海の子、山の子が集結した感じです。

<寒い夜はギターでも聴こうか・・>
♪ギター奏者松本さんの報告はここ!
★岸田先生の城崎報告はここ!  熱いライブでいっぱいやりながら・・・・。二次会は民宿で。みんな泊りがけですから時間など気にせず心行くまでほっこりタイムを満喫していました。なかなかのものです。外は雪、吹雪いていました。写真は2日目の二次会。懇親会も楽しく盛り上がりました。沢山の指導者が泊まりこみです。
<別な感動>・・・どうしてこんなに大人が他府県から参加しているんですか?なぜですか?・・・・初参加の人たちの疑問は自然体を勉強しにこられる地元以外の指導者の熱心さと数の多さが不思議でしょうがないようです。盛んにスタッフに質問されていたとか。こればかりは参加しないとわかりませんよね。なにか魅力があるんでしょう。私は言います。「40歳超えて勉強に目覚めた方々ばかりですよ。とにかく勉強が楽しくてしようがない、って言う人ばかりです」と言うと、それがよけいに理解できないようで・・・・。
c0000970_14242390.jpg
<D2スパダンスますます進化の巻>・・・踊ればうまくなる!・・・これを合言葉に目下試行錯誤の日々ですがちょっと進みました。2日目の最後にヒントがひらめいて早速試したところいい感じ。あともう少しです。お楽しみにしてください。腕の振り、足のステップ、踏み切りの角度、タイミングの取り方、間の取り方、左手の使い方、着地の仕方等など、実践練習でなかなか難しいと思われる部分、指導しにくい技術をダンスで習得できないものか・・・・とやっています。「めの付け所が違う!」を実践中!解説でなく解決していきましよう。
<夢は多く語るな>・・・・どうも子供の前で夢を語るのを勘違いしている大人がいますね。そうじゃないでしょ、あなたの夢ばかり子供に語ってどうなるんですか、子供に語らせてください、子供はウンザリして引いているんじゃないですか、子供を利用しないで下さい、子供が自分の夢を語れるように導いてあげましよう!そんな話も大分しました。大人の夢に子どもを付き合わせるのは良くないね。周囲を巻き添えにしたらアカン。夢はじっくりじっくり熟成させながら準備してさらりと実現するものです。
<気ずき>若い女の先生曰く・・・「今日の講義の中で聴いた言葉にゾーッとしました。私はなにしてんだろう、私が教師やめたら何が残るんだろう、と深く考えました」と。・・・ご存知の「人間はいづれ仕事から去る、そして仕事関係の仲間からも去ることになる」っていう話。僕は思った。こういう話に響いてくれる人間はきっと心豊かな人間だと。スタッフとして小まめに一生懸命身をこなにして動いてくれた若い女教師たち3名は揃って英語の教師でもある。体育教師とは全然違った雰囲気でこれまた魅力的だ。きっといい妻、母になってくれると確信した。
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-25 14:02 | ■講習会リポート
「夢は語るな、夢を語らせろ!」

子供に向かって自分の夢を語り過ぎとちがうやろうか?
子供はいつもそれを聞いてウンザリしているのと違うやろうか?
大人の勝手な夢を子供に押し付けているのと違うやろうか?
大人の夢を果たすために子供を利用するなよ!

夢を語たれる子供を育てようよ
自分の将来の夢を堂々と語れる子供を育てようよ!

そんな話をしました。
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-25 09:14 | ■連載“日々努力”
保護者の応援マナーの悪さが全国いたるところで・・・・。
子供に、「相手の不幸を喜べ」と言ってるような態度はいかがなものか。
ベンチもベンチなら応援席も応援席だ。・・・・そんな声が多い中で
爽やかな風の便りが届きました。
自然体研究会のML(メーリングリスオ)に投稿された小学生の監督の日記です。

◆親の意識の変化
    うちの女房が親たちに混じって、応援をしていた。その中で、こんなことを
   話していた。試合前、子供たちがあいさつするときに親も相手応援席にむ
   かって「お願いします」とあいさつをしていた。また、勝ったときは、さりげな
  「ありがとうごさいました」と言い、負けたときは「次もがんばってください」とさ
  わやかに言っていたとのことだった。
これを聞いて、私は親の意識も育って
  いるなあと感じた。去年から私は事ある毎に親にこんなことを話していた。
    ・相手のミスで大喜びはするな
    ・大げさにはしゃぎすぎない。特に限度を超えたはしゃぎかたは、逆にコ
     ートの選手にはマイナスに作用することが多い。
    ・応援が目立ちすぎてはいけない。あくまでもスマートに正攻法で。
   以前、試合中に度を越した応援スタイルや相手を揶揄する口調の応援を
   耳にすることがあった。不思議とそういう応援が繰り広げられると負けるこ
   とが多かった。「目立たず、はしゃぎすぎず、正攻法で」ということを訴えて
   きた成果がここにきてあらわれている。特に、親が相手の応援団に向かっ
   て、さりげなくあいさつしている姿勢はすばらしいと感じた。

いかがでしたか。
悪いことはつるんでやるが、いいことは一人でできる。
協会が悪い、主催者が悪いと言う前に
先ずは、指導者自ら、わがチームから始めることをお奨めします。
普段、選手には「いいことをやれ」言っているのですから・・・。
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-22 09:09 | ■連載“日々努力”
「今までの中で最高のチームができたでー!」と、毎年毎年言う監督がいる。
そして必ず、いいチームに仕上げるのである。
小粒だけの時はそれなりに、
大きい選手が集まったらそれなりに、
選手が集まろうとも、集まらなくても、
その時の最高のチームをつくる。
強い時もあれば弱いときもあるが、
それでもこれまでの中で最高のチームを創る監督。
絶対、今年はアカン!、来年いい新人が入るんや!・・・
そんな野暮なことは言わねぇ~!

お前は世界に一人しかいない、なんてキザなことも言わないが
行動でそういうふうにしてしまうから恐れ入る。

いろんな監督がごまんといるが
「今年も最高のチームができたでー」と
胸張って言える監督になりたいものだ。

追伸・・・こういう監督はエースが怪我したので負けた、採用が悪いので負けた
     人が集まらない、金がない、時間がない、忙しい・・・・・などなど
     けしてそういうことは自ら口外しないことは言うまでもない。
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-21 09:37 | ■連載“日々努力”
実業団は勝たなければ意味がない・・・
負ければ廃部、したがって職を失う人が出てくる。
だから「勝つ為には・・・」といろいろなことが発生する。
表と裏はどこにでもあるが・・・。

そんな環境下にあって、高校生以上に人間的成長を大事に
頑張っているチームが「フォレスト熊本」。

バレーを通して「人間の生き方」を問い掛けるチームに成長してきた。
問い掛けるとは、自分と向き合う時間を持てるようになるということ。
周囲から「勝て勝て」といわれても動揺しなくなってきたこと。
勝っても調子乗ることなく、淡々と目指す山に精進できること。
大人気ない人が周囲で足を引張っても、優しく包んであげれること。

遠くで見守っていて
どんどん「エンピツ型人間」に変化していってる気配を感じる。
九州にもバレーボールを目指すキラキラ目の子供がいっぱいいる。
イベントでお茶を濁す存在でなく、
子供の心に焼きつく存在になれ!!
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-20 09:42 | ■連載“日々努力”
自分のこれまでの考えをまとめて発刊したのが
一貫指導型練習ドリル集でありDVD&講習会、講演会。
お陰さまでかなりの指導者たちとの橋渡し役になってくれている。
そういう人たちとの直接の関わりがもうすぐ10万人になる。
それも、すべて自分から肩書き全てをなくしてからのお付き合いである。
本人が名刺代わりです・・・と名刺がなくなってから10万枚の名刺を渡したようなもの。
そのお返しに悩んでいる指導者達が元気になる・・・
これは自分も嬉しいが、子供にとっては一番の出来事になる。
僕と子供たちとの接点は年に一度や二度しかないが
指導者と選手は毎日出会っている関係。
この関係に”いいもの”をもたらしてくれたら何よりの喜びだ。

・ようやくたどり着いたのが自然体バレーでした。
・本屋で偶然見つけました。
・知人から教えてもらいました。
それぞれに動機はバラバラであっても、出会ってしまえばみな仲間。
強い、弱い、経験の有無、実績の有無、老若男女関係ない。
過去の栄光をかざしたい人は受け入れないことがわかると去っていく人もいる。
ちょっと強くなったら全然連絡もよこさず顔もみせなくなる人もたまに見受けられるがそれはそれで結構。単なる人間性の問題やから。
みんなが見たいもの・・・そう、子供の未来の姿!
ここに共通点がある。
目の前の今ではなく、未来の子供を見つめてくれる仲間達である。

「落語は300年人から人へと語り継がれてきたもんや、だからお前も
いづれは誰かにつなでいかんとあかんのや・・・!」と草若師匠のセリフ。

受け継ぐ人たちを応援するのが僕の仕事だ!
[PR]
by kusanokenji | 2008-02-19 09:07 | ■連載“日々努力”