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by kusanokenji

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まずブロックシャットの練習。
いかに、きれいにブロックを真下に決められるか!

アタッカーはブロッカーにぶっつける。
ブロッカーは真下に落す。
トスは一番ブロックにかかりやすいトスをあげる。
アタッカーは1人。ブロッカーは二人。
最初は直上トスから。
次はサイドから。

トスを上げる人と、アタッカーとブロッカーが協力して
「最高のブロック場面」を再現するのである。
初心者の場合、ネットを下げてでも構わない。
ブロッカーは台の上に立っても構いません。
要は、最高のブロックされた状態を体験するのである。

その時のアタッカーの打ち下ろす角度とか、力の入れ方とかを
脳にインプットさせておくのです。

つまり、最悪の場面とは何かを体験し
そこからどうすれば抜け出せるか!
そういう練習方法です。
これが普通にできたら80%完成です。

次の段階は、ブロックに当ててTボールをコートの外にはじき出す練習です。
そこで力の加減や、打つ角度、軌道を何回も何回もやり直しながら覚えるのです。
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by kusanokenji | 2007-08-31 09:47 | ■連載“日々努力”
普段週末の夜は全国のどこかの飲み屋さんにいるのでテレビとは縁が無いが
たまたま、先日土曜日の夜、全日本とポーランドの試合を見ることができた。
日本の攻撃がことごとくブロックに捕まり、もうどうしようもない、なんともならない、
打つところが無い、手の施しようが無い、どこに打ってもブロックの餌食!
そういう状況の中で”戦意喪失”の顔を覗かせていた。
・・・そんな感じの試合だった。

どの指導書にも「高い打点で打て!」と書いてある。
どの指導者も「高い打点で打て!」と言っている。
そして「かぶるな」「前で打て」と・・・・。

しかし、目の前のテレビでは
日本で一番高い打点で打てて馬力がある選手が
全部ブロックにつかまり”戦意喪失”の顔して試合している・・・・この現実。
そしてそこから対応策もままならぬまま惨敗!
これが力の差といえばそれまでだが、もうひとつ工夫が欲しいと思ったのは
バレーフアンだけでなく、お茶の間のみんなが思うところであろう。

”力でねじふせないバレー”
”よいブロックを相手にするほど輝けるアタッカー”
まあ、こんなことのできる選手育成を根負けせずにやりましよう。
ブロッカーが何人いようとも、鉄壁の壁を作って目の前で襲い掛かろうとも
結局最後は相手は1人!一人のブロッカーとの勝負なのだから
いくらでも対応策はあるはず!
メンタルではなく単なる技術の領域として考えるのが大事だと思っているので。
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by kusanokenji | 2007-08-30 10:31 | ■連載“日々努力”
アタックは点を取る手段。スパイクは最も強いアタック。
したがってアタックの中にスパイクは存在する。
アタック=「スパイク」+「フェイント」+「ツーアタック」+「パスアタック」+・・・・

例えば「かぶるな!」、「尻が下がっている!」、「肘を下げるな」、「打点を高く」
    「ジャンプしろ」・・・・こういう指導をされる方もいる。
    せっかくの潜在能力を摘んでないだろうか。

打点を意識して変化させながら打てる技術・・・
ジャンプの頂点、登り際、下り際で打てる技術・・・・
狙ってブロックに当てて打つ技術・・・
勿論、より高く、より強く打てる技術も必要である!
こういう技術が大試合で力を発揮させる「真の力」になるのにもったいない。

・野球選手でバンドできないのにヒットが打てるわけがない
・ブロックに当てれないスパイカーがブロックを交わせるわけがない!

日々の練習の中で「スパイク練習」と「アタック練習」の違いの意識を
持たせるだけで効果が違ってくるのでお試しください。
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by kusanokenji | 2007-08-28 10:39 | ■連載“日々努力”

in沖縄

第500回<自然体バレー塾ーIn沖縄>
8月25日:県立小禄高校視聴覚室・・・指導者他70名
8月26日:    〃     体育館・・・指導者生徒140名
2日間210名★受講者累計 88、540名 

祈念すべき第500回は、JVA主催・九州ブロック指導者研修会でした。
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<第500回>・・・5年で500回。約9万人。よくぞここまできたもんだ。まあ、まだ道の途中ですが。沖縄で始まって沖縄で達成!、そんな感じですね。それにしても今年の夏は沖縄が涼しいですね。
<D2ダンス沖縄バージョン>・・・沖縄初公開です。ほぼマスター。伴奏部分に沖縄三味線をいれてもらいました。いけます。10月13~14日は沖縄での全国フォーラム。14日は自然体バレー塾in那覇に参加。生徒が500名以上参加する一大イベントです。そこで会場内600名によるD2ダンスをしようとその布石を打ってきました。午後一番には全員で踊れるようにして、テレビにも・・・・と意気込み充分。おもしろくなりそうです。
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<レベルが高い小中学生>・・・沖縄の小中学生のレベルが高くなった。スパイクの写真は沖縄選抜のエース。165センチしかないが最高到達点は2m90を越す。ダイナミックのフォームから打ち下ろすスパイクは豪快だ。アドバイスは体幹の使い方(うねり)と左手の使い方(慣性モーメントを小さく。他にも有能な選手がゴロゴロ。今年の年末の中学選抜大会は注目だ。
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<小学生も>・・・九州大会でも続々好成績を収めている沖縄勢。いろいろな強化策が功を奏しているのだろうか。気になる部分は多々あるが・・・。写真は強いチームに属しては居ないがコツコツと5年先を見据えてやっている子。栓抜きレシーブ、くぎ抜きレシーブでは今日の講習会で指導者、高校生、中学生も含め「一番いい出来!」。大人が打つ5号球を写真のように簡単に、しかもほとんど体軸がぶれずにレシーブ。ホ~!と周囲から感嘆の声。ちなみにこの選手は今年の8月に大阪長居陸上競技場で行なわれた小学生の全国陸上大会で、「走り高飛びの沖縄代表選手」として出場。将来が楽しみな選手である。
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by kusanokenji | 2007-08-26 22:11 | ■講習会リポート
今朝の毎日新聞(8月24日朝刊)にハッと目に止まる記事があった。
『例えば5という数は2と3に分けられる。
2と3は元に戻す操作(可逆性)で5になる。
この性質を「数の保存性」という。
これは数学の基礎や科学の基礎になる考えです。(ピアジェ理論より)』

ピアジェ理論とは今話題になっている「創造的教育論」。
0~7歳までの教育が人格形成におおきな影響を与えるとのことである。

この理論を読んだとき、自然体ドリルとよく似ていることに納得した。
1、まず全体(完成イメージ)を見せる。
2、そこに到達するために全体を分ける(個々のドリル)。
3、分けたものを元に戻す(つなげていく)。
この1~3を繰り返す。

ちょうど具体的な「個々のドリル」の質の向上を考えていたところ。
もう少し「ピアジェ理論」を勉強してみよう。
そうするともっといいヒントが見つかるかもしれないと思った。
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by kusanokenji | 2007-08-24 09:51 | ■連載“日々努力”
☆野球の場合
「教育野球」・・・選手は監督を「先生」と呼び、監督も選手を「生徒」と呼ぶ
「競技野球」・・・選手は監督を「監督」と呼び、監督は選手を「?」と呼ぶ。

前者は高校野球で優勝した佐賀北高校で、後者はその他のいっぱいのチーム。
佐賀北旋風とは、選手と監督で形作る通常の「競技野球」に対し
           ・生徒と先生が紡ぎだす「教育野球」の勝利!(毎日新聞より)
           ・平日の練習は2~3時間
           ・1/3は基礎体力トレーニング
           ・1/3は基礎的な技術練習
           ・実戦練習を削ってでもこの二つはやる。平日は打撃練習なし。
           ・ベンチ要り18名全員地元の軟式野球出身の普通の子
           ・県立の普通進学高校、特待制度なし
           ・昨年の夏の大会は県予選1回戦負け
           ・地元も学校も選手も監督も誰も勝てるとは思わなかった
           ・大学進学して野球ができるとも思ってない選手が殆んど
・専用グランドなし、 サッカー部と譲り合って練習
           ・選手は監督を「先生!」と呼ぶ

バレー界で気になるのが「ジュニアバレー」・・・これこそ教育的でなければいけないのに子供が指導者を「監督」「コーチ」と呼ぶのは? 「昨日までただのオバチャンだったのに子供から「監督!監督!」と言われ出し調子にのってしまった。監督は選手を怒るものだと錯覚し、段々とその気になって怒り出してしまってる自分がいた」ある指導者の述懐である。

しかし、ジュニアバレーの指導者は外部指導者が大半。学校の先生が監督しているのは少数派が現状。したがって一般人にしてみれば「先生と呼ばれるのが恥ずかしい」のである。それもわからぬことはない。ウ~ム!どうすべきか!妙案はないものか・・・・! でも自分がそこまで考える必要はないか。そうだな。
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by kusanokenji | 2007-08-23 17:49 | ■連載“日々努力”

in南河内

平成19年度 南河内地区指導者講習会要綱   
平成19年度 指導者講習会
1.日時 : 9月15日(土)16日(日)
2.場所 : 15日(土)…葛城中学校体育館、食堂(講義)
       16日(日)…PL学園体育館
3.講師 : 草野 健次
4.内容 : 15日(土)…各チーム3名
受  付   8:00~ 8:50
       開 会 式   8:50~ 9:00
       講  義   9:00~12:00
(選手は体育館でD2ダンスとわくわく体操)
       昼食休憩  12:00~13:00
       技術指導  13:00~16:45       
16日(日)…各チーム5名
受  付   8:00~ 8:50
       技術指導1  9:00~12:00
       昼食休憩  12:00~13:00
       技術指導2 13:00~16:30
       閉会式   16:30~16:45

☆大人数になる事が予想されます。猛暑も続いていますので、水分等を十分にご持参下さい。
☆1日目の講義は必ず(覚悟して)参加して下さい。
☆講習代といたしまして、各チーム500円徴収させて頂きますのでご用意下さい。
 (1日参加、2日参加ともに500円とさせて頂きます)
☆15日(土)には懇親会も予定していますのでご参加下さい。
【問合せ先】富田林市立喜志中学校 村井淳志 携帯 090-9117-9212
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by kusanokenji | 2007-08-23 11:58 | メモ
我々は運動的処方についての定義を次のように教えてもらっていた。
「その時々の、個人の健康状態に応じて最適な運動と形式を選定し、
手技を決定することである。」


これがコンディショニングをする人の最低条件。基本である。
コンディショナー・・・人の体を触る人のこと。
そして競技パフォーマンスの向上や健康の維持・増進を施す人。
つまり、手技の種類やテクニックは2の次、3の次。
基本あってのハウツウということである。

翻ってバレーの指導を考えてみよう。

・その時々の・・・・選手が体育館に現われたときの、
・個人の健康状態に応じて・・・選手一人ひとりの体調をみて
・最適な運動を選定し・・・・何百種とある練習メニューの中から
・手技を決定する・・・・個人のメニュー、全体のメニューを決定する。

これができると効果は全然違ってきます。
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by kusanokenji | 2007-08-22 21:40 | ■連載“日々努力”
橋本での講義の中で「本質と理念」の話をした。
本質とは何か?・・・それは人間とはなんぞや?と問われるくらい
難しい質問だけれども、だからこそシンプルに考えよう、つまり
「これがあるから人間であって、これをなくしてしまったら人間じゃないよ!」
そんなふうに考えたらいかがでしょうか、みたいな説明をした。
昨晩のNHK夜10時からの再放送「ハゲタカ」を見たら
「不幸は二つ分かれる。金が無いから不幸になる、金があるから不幸になる」
そんなドラマやった。
あれれ???・・・そうそう、金があると不幸になるんだ。なんやバレーと似てるな。
「勝てないから不幸になる、勝ちすぎると不幸になる」・・・まったく同じや。
なんでそないなるんや!なんで試合に勝ったら不幸になるんや?
試合に勝ってみんなが幸せになることはそんなに難しいことなんや。
ではなぜ、不幸になるとわかってるのにみんな一生懸命勝つことにがんばるの?
そやな、そういう人は「勝てばみんな幸せになる」と思ってはる人なんとちがう?
なんやわかるような、わからんような・・・。
せめて、試合に出る人も出ない人も喜び合えるチームをつくりたいものですね。
試合に勝っても、チームの中で一人寂しくポツンとする人間をつくったらアカン。

勝つのは目標であって目的ではないから。
目標を達成するために手段があるから。
目標は具体的だけど、目的達成はず~っと先でもいいんと違う!
子供の頃からの人生の目的を大人になっても追い求めていけるなんて
考えただけでもゾクゾクするやん!

話が本質から脱線しました。すみません。戻します。

逆に、「あれば便利だけれどなくても生きていくには支障は無いもの」に振り回されないようにしよう!地位、名誉・・・・これらはあればいいかもしれないが無くても生きていけるものだ。知識も技術も肩書きも、みんなあればいいけど無くても構わない。自分なんかさっさと肩書き外してしまったよ。もともと肩書きなんてあまり信じてなかったから。肩書きという魔物があるからゴマすりやコビ、ヘツライも生まれるわけ。そんなもんは自分には必要はない。しかし、人を愛するとか、慈しむとか、真面目さ、一生懸命さ、誠実さ、協力する、助け合う、困った人を助ける・・・・こういういものがなくなったらどうなるか?これらの教えの根本はすべて陽明学や儒教儒学、または仏教の基礎根底をなすものである。
坂本竜馬はパソコンなんかできなくても歴史に残る人物ではないか・・・などなど。

で、バレーの話しにつながっていくのであるが、例えば腕の振り、肩の動きを考えてみよう。
肩がスムーズに楽に、思うように動かせたら速い球を投げれるし、強いスパイクを打つことも
できる。そのためにいろいろなトレーニングがある。しかし、目的は「肩の動きをよくする」ためにである。いつの間にか手段が目的にすりかわってないか?と反省することが大事ですよという話をした。例えば肩甲骨の動かし方やトレーニングの重要性が叫ばれているが、肩甲骨を自由に動かのは肩を自由に動かせるという目的があるからであって、肩甲骨そのものを動かすのが目的ではない。目的と手段を混同しないようにしましようということです。自然体バレーの体の使い方のベースになっているPNF理論もそうである。バレー=PNF理論ありきではなく、バレーボールをより上達させるためにPNF理論の優れたところを取り入れるという考えでやっているだけの話ですよ、ということ。ここはとても大事なところ。力の抜きもそう。力を抜くべきところで抜く、入れるべきところで入れるというのが目的であってなんでもかんでも力を抜いてしまうのが目的ではないはず。、最後に「僕が提供している考え方やドリルはみなさんにとってはあくまで参考にしてください。考え方のヒントであってこれがすべてでもないし絶対的なものでもありませんよ。どんどん変わって行きます。大事なのは根っこのところです。なぜそういう考えに至るのか?基本、基礎の考えの部分をしっかり捉えてください。僕がみなさんに期待しているのは皆さんの考えの広がり、展開力、応用力です・・・・」という話をした。
 
 そして受講生の投稿(MLの日記)をみて少しは響いてくれてるのかなという手ごたえみたいななものを感じた。それは次のような内容であった。『2日目午前の講義で、『本質と理念』について話され、『本質に迫っていない』と書かれた言葉が、突然ズシンと自分に響いて、ハッとした。自分は自然体バレーを勉強して、色々なドリルやトレーニング方法を知っていると、天狗になってはいないか?自然体バレーのドリルやトレーニング、いや、バレーボールをする事そのものが、人間形成や自立を促すという『目的』にアプローチする為の『手段』であるはず。なのに『目的』にそった本質的要素を教える事をおろそかにして、目新しいドリルやトレーニングをただやらせて得意になっている。いつの間にか『手段』と『目的』を履き違えている自分に気が付いた。次の瞬間、塾長と目が合った。何か自分の中を見透かされている様に感じた・』

子供よりも純粋な心の持ち主やな、と思ってこちらがハッ!としました。
そういう感性がいいですね。ありがとう!
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by kusanokenji | 2007-08-22 10:16 | ■連載“日々努力”
奈良県吉野VBC、和田監督からのお便りです。
『今日は、吉野VBC恒例行事の老人福祉施設へボランティアを行いました。
まずは、子供達が各居室や廊下等を約40分掃除し、その後、お年寄りと一緒にD2ダンス!お年よりも一緒になって『もしもしかめよ♪かめさんよ♪』と歌いながら・・・1番の上肢の動きを子供達が見本になりながらお年寄りと一緒にダンス!
自己満足かもしれませんが、大満足で今年のボランティアを終えることができました。
その時の写真を添付いたします。D2ダンスは本当にいいですね(笑)
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パチパチ、パチパチ!・・・
みんなよくやってくれたね。ありがとう。
これが「人間の徳を積む教育」です。
D2ダンスがこんなところでも役に立てて嬉しいですね。
今度シニア版を作りますのでもう少しお待ちください。
小学生の段階だからこそ「人として育つ」ための教育は大切です。
勝つためのバレー、競技するためのバレーに
とても疑問をもってる私としては目茶苦茶嬉しいお便りでした!
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by kusanokenji | 2007-08-21 14:43 | ■連載“日々努力”