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by kusanokenji

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「カモメと少年の話」を知っていますか?
「ヒキガエルとムカデの話」を知っていますか?

ともに「意識が変わった途端・・・」の話です。
少年の近くにカモメが来なくなり、ムカデは足がもつれて動けなくなってしまう。
そんな話です。

今まで当たり前にできていたことが急にできなくなってしまう。
24点までスー!と取れていた点数が、なぜかあと1点がとれない。
誰でもそういう経験はあります。
私たちは「なぜそうなるのか?」と悩みます。
だからいつまで経っても答えをみつけることができないのです。
自分の経験で考えるからです。
答えは「歴史」が教えてくれています。           (今日は岐阜からでした)
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by kusanokenji | 2005-04-30 06:12 | ■連載“日々努力”
最近の指導方法を紹介します。ずばり「失敗させて覚えさせる」です。発想の源は古武術の甲野先生の本に書いてあった「繰り返し練習は本当に効果があるの?」でした。そこの部分にひっかり、いろいろ試してみました。原点は、誰もが体験している「自転車乗り」です。「ああでもない、こうでもないと自分で体の使い方を探りながら、ついに”乗れた!”」という体験です。

今度の5月3日の橋本体育館では「レシーブの動きづくり」をテーマーに一日かけてやります。これまで「動ける体の作り方」を重点的にやってきましたので、次の段階である「動きづくり」へと進みます。それができると技術は簡単に乗っかります。

ああしなさい、こうしなさい、それはダメ、これもダメ・・・・とにかく教えすぎ、干渉しすぎ、結果を求めすぎ、ミスを怒りすぎ・・・・・こういう指導法から脱却してみませんか!指導者が変わらないと子どもは変わりませんよ!
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by kusanokenji | 2005-04-27 20:43 | ■連載“日々努力”
「今の学校は教育の教の部分しかしとらん、育の部分がない」と以前僕が言った、と掲示板に書いてありましたのでそのことについて書きます。「半学半教(はんがくはんきょう)」の教えに「人が育つ」土壌があります。半学半教というのは、下の者に教え、上の者から学ぶ・・・そういうことを繰り返していきなさい、という教えです。「上の者から学ぶ」とは、地位・肩書きだけではありません。自然界もあれば、歴史上からもあります。目上とか年齢とかでもなく、例え赤ちゃんからでも学べる、ということです。あまりにも子供じみた教師を生徒が諭す、ことだってあってもいいのです。結局、長いスパンで捉えれれば「教えてもらったことに感謝の心が芽生える」のが教育の成果ではないでしょうか。

今の教育界は教師と生徒の関係が「教え・教えられ」の関係でなく、「押さえ・押さえつけられ」の関係が多く見えます。特にバレーボールの部活ではひどいですね。でも、その裏の部分を覗けば教師は生徒を押さえつけるけれども、自分は管理職から押さえつけられ、管理職もまた教育委員会から押さえつけられ、教育委員会は文部科学省から、文部科学省は国会から・・・そういう負の連鎖みたいな関係があるのでは・・・と思ってしまいます。そういう背景は企業の中にもあります。今回のJR事故も「人を育てる風土」が企業にあればひょっとしたら防げたのではないかと思ってしまいます。「成果主義」も一歩間違えば悲劇の温床になりかねません。
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by kusanokenji | 2005-04-27 10:36 | ■連載“日々努力”
昭和40年代の話です。松下幸之助は全国の事業所から集まった何百人の人事課長研修の席上で、「そこの課長に質問します。お客さんに、松下電器は何を作っている会社ですか?と質問されたら、あなたはどう答えますか?」・・・すると指名された課長は自信満々な大きな声で、「ハイ!、お客さんに、何を作っている会社か、と質問されたら、わが社は家庭電化製品を作っています、と答えます!」と言いました。すると、壇上の幸之助の顔が変わり、烈火のごとく怒り出しました。「バカモンー!、電化製品をつくっていますとは何事じゃー! どうして“私どもの松下電器は人をつくっている会社です。併せて電化製品も作っています”と答えられんのだー! そもそも教育の責任者である人事課長がそんな有様でどうするんだー!・・・」とそこから延々と厳しい説教が始まったのでした。

私が、「電池バレーは人間的成長を目的とします。併せて日本一を目標とします!」と基本理念を掲げたのは上の話をヒントにつくりあげたものです。
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by kusanokenji | 2005-04-26 10:04 | ■連載“日々努力”

バレー教室<青森>

第341回 <in青森>  (120名参加・・・受講者累計 45,360名)

4月24日:弘前二中、南中、五中(男)、平賀西中、黒石中、二戸スポーツ少年団
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<意識を外においての練習>
 今までフライイングレシーブなんてとんでもない・・・・・と、思っていたのが、全員いとも簡単に出来ちゃった~! 岩手県から参加の二戸(にのへ)スポーツ少年団のチビッ子も目をキラキラさせて、みんなから”可愛いー!”と言われていました。できない原因は最初から成功したい!と思う気持ちが強すぎるからです。失敗から始めるのです。ボールがツーバウンド目に床に着地するのと同じタイミングで、ボールから1m離れた位置に滑って手を置いて下さい・・・・次は距離を20㎝にします。次は1㎝です・・・・と段々近づけて、最後は手の上にボールを落すようにします。そうすると失敗への恐怖心が飛んでいってしまいます。つまり「意識を外に置く」ということです。目的を達成するために手段を考えろ!ということです。常識に縛られない柔軟な発想が大事です。常識なんて本当に嘘が多いのです。写真は姫座りレシーブ、尻滑り、フライイング、ローリング、潜り込みなど、様々な体の使い方を駆使しながらのレシーブ練習です。目的は「レシーブの動きづくり」です。動ける体をつくり、動きをつくれば、技術は乗っかる・・・という発想です。最初から技術を求めても土台がなければ家は建ちません。

第340回 <in青森>  (100名参加・・・受講者累計 45,240名)
4月22、23、25日:平賀西中学校、黒石中学校
スパイクフォームを比べてください。スイング前のテイクバックです。どちらが正しいでしょうか?左は小学生バレー出身者、右は初心者ですが自然体バレーの指導を受けて1年。左は垂直振り下ろし型なので、当然腰痛、肩痛もちです。右は体幹をつかっていますのでどこも故障はなし。スムーズな動き、楽な動き、効率のいい動き、そして自然な動きです。比べると一目瞭然です。
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by kusanokenji | 2005-04-26 09:38 | ■講習会リポート
私は松下幸之助に憧れて松下電器に入社しました。その代表的な言葉が「物をつくる前に人をつくる」でした。選手に「バレー人であるまえに一社会人であれ!」をやかましく言い続けたのもその影響です。勝つチームより人が育つチームづくりを目指してきました。人が育てばチームは強くなり、そして継続するからです。会社も人が育てば繁栄するはずです。「物を作る前に人をつくる」とは、製品の品質管理の責任者は「人」だからです。ネジ1本を、テレビ組み立ての時に製品のなかに落としてそのままにしておくような社員をつくるな!ということです。そのネジ1本が大事故を招き、消費者に迷惑かけてはならない!、たかがネジ1本!と見逃してしまうような社員であってはならない、と力説された訳です。今、世の中では企業の不祥事が多発しています。先日、石油フャンヒータの製品不良で人が犠牲になった、とかニュースを聞いて悲しくなりました。会社が儲かることが最優先で、「人の教育」がおろそかになってはいないか・・・・・! そう思うことが多い毎日です。「人の教育」をおろそかにする企業も、バレーチームもいづれは崩落、衰退の道を歩むことになるこを歴史は教えています。
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by kusanokenji | 2005-04-26 00:06 | ■連載“日々努力”
人から推薦されたら特別事情がない限り気持ちよく引き受けなさい。退くときは自ら決断しなさい。あまりみっともないことはするな、ということです。これが昔のできた人物の行いです。

今は、会社に失望し、上司に失望しながらも、”家族のために・・・!”、一生懸命ガマンして働いているサラリーマンは数え切れません。仲間で足の引っ張り合いをし、牽制、監視など疑心暗鬼な中で生活していてストレスが最高潮になってもガマンして働かなくては食べていけない人がいっぱいいるのです。”会社にしがみつくだけしがみつけ!”みたいな「気持ちとは違う生き方」で悩んでいるひとが多いのです。出処進退・・・潔さ(いさぎよさ)を持って行動できる人が少なくなってきたのも事実です? ちょっと寂しいですが・・・・。
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by kusanokenji | 2005-04-25 22:22 | ■連載“日々努力”
昭和40年代の話です。松下電器のTさんは映画が好きで、毎週どこかの映画館を回っていました。それで、その人は必ず受付けに行って“松下電器のTさんを呼び出してもらえませんやろか”とお願いされるそうです。それで何回か館内放送で「松下電器のTさん・・・」と呼び出してもらうそうです。しばらくして「来てへんみたいですな、えらいお手数かけました」いうて映画を見るのが日課だったそうです。どこの映画館でもTさんを呼び出していたのですが、自分を自分で呼び出すのですから誰も来ないわけです。結局、大勢に聞こえるように”松下電器の”って何回も会社の名前を呼んでもらってタダで会社の名前を宣伝するのが目的だったのです。今ではここまで愛社精神をもつなんて考えられませんが、昔はこんな人がいたんですね。

なんだかほっこりしていい話ですね。
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by kusanokenji | 2005-04-21 22:47 | ■連載“日々努力”
勝海舟が座右の銘にしていた言葉です。

自処超然(じしょちょうぜん):自分に関する問題には欲に捕らわれないこと!
処人相然(しょじんあいぜん):人に書する場合は好意を持って和やかに接する!
有事斬然(ゆうじざんぜん):何か問題が起きたらキビキビ行動しなさい!
無事澄然(ぶじちょうぜん):何もない時は、心を澄ましておきなさい!
得意淡然(とくいたんぜん):得意のときほど謙虚さをもっておきなさい!
失意泰然(しついたいぜん):失意の時はバタバタせずに落ち着いておきなさい!

古典からの人間学でした。
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by kusanokenji | 2005-04-20 23:24 | ■連載“日々努力”
初めてメールさせていただきます。私が手伝いをさせていただいている小学校の監督(30代の教諭、経験者)が最近自然体バレーの本「パス&トス」を購入し紹介してくれ、この本の方針で練習していきましょうとのことで、私もネットを検索してここにたどりついた次第です。
 バレーだけに見られることではないのですが、練習や試合などでの子供に対する罵声、厳しさ、子供の無表情など先生が書かれている異様な世界をずっと感じていました。この以前にも柔道の手伝いや野球の手伝いもしていたのですが、どの世界も厳しすぎるのと新しい意見を取り入れてくれないのは同様で落胆することばかりでした。その点今の監督は以前からこのままではいけないとずっと言っておられて、この本に行き当たった時は、手放しの喜び様でした。監督も次刊を心待ちにしているようです。先生をお招きして講習していただければいいのですが、なかなか環境が整わないので残念です。・・・(以上、本人の了解済み  後略)

というメールでした。ありがとうございました。なんだかとても嬉しくなりました。全国津々浦々には「主役は子ども!」と心得、子どもの将来を見据えて指導に当たっておられる人も多くいます。ただ、本だけではうまく伝えきれない部分もあり、もどかしいのですが、何よりも「子どもを思う指導者の心」が何事にも勝る指導術ではないでしょうか。
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by kusanokenji | 2005-04-19 23:43 | ■連載“日々努力”