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by kusanokenji
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第876話・・・動きづくりⅡ

「腕をあげる運動」・・・
1、パス、トスをするとき腕をあげます
2、スパイクを打つとき腕を上げます
3、その他、様々な場面で腕を上に持ってくる動作があります。
例えば1、のトス/パスについて考えてみます。
両腕をダラリと垂らした状態(脱力した気をつけの姿勢)からオデコの
前のパスの形までの動き・・・・ここに運動センスが詰っていると考えるのです。
距離にして1m程度の移動距離です。
・先ずスピードコントロール・・・1mを1秒間で動かします。
・次に移動する軌道の問題・・・楽にスムーズに最短距離を
・最後に動かす順番・・・下から上、中から外が原則

そして3つに共通なのが「腕を上げるのが目的じゃない」ということです。
つまり、次のプレーのための動きであるということです。
練習の為の練習、トレーニングのためのトレーニングではないということです。
ステップそのものよりそしてこれらを身につけるためにはどうすればいいか、と
悩むわけですがそうだ!すべての動きに通じる「動きのきっかけ」を見つければ
いいいんだ、と考えてみました。
「両腕を頭の上にあげる運動に共通する動きとは・・・・何かを考えていくと
それは”始動”は全部共通になるという簡単な結論に至ります。

”始動の条件”は肩が動く→肘が動く→手が動くという順番作りです。
しかも両手の10本の指が下を向いていること。
始動の段階で指が上を向くと「手首の背屈動作」ですから手首に力が入ります。
ここを意識するだけでかなり違ってきます。服で言えば第1ボタンだからです。
意識?・・・そうです。ここは瞬間動作、オートマティック動作期間ではありませんから
意識してゆっくり動かせることが可能です。
指が下を向いた状態で肩を2㎝挙上して肘を動かすといい感じになります。
たったこれだけです。簡単です。
これをスパイクダンス(D2スパダンス)に組み込んで
習慣化させることを考えてみたいと思います。
勿論足の助走のステップ、踏み切りのスタップも同じです。
大事なのはステップの正確さとか速さではなく、「動きの間」です。
これをつくるには、どこか1ヶ所に「間の微調整場所」をつくればいいんです。
by kusanokenji | 2008-02-28 10:25 | ■連載“日々努力”