第857話・・・おっちゃん!
2008年 02月 01日
人間の本質の苦しみというのでしょうか。避けて通れない道。
一方、贅沢な苦しみ、特定の人間しか味わえない苦しみとは・・・。
例えば「試合に負けた」「上達しない」「ミスした」「言うこときかない」
「人間関係がうまく行かない」「動きが悪い」・・・これらは一体何の苦しみ。
いうなれば付属的な苦しみですよね。
少年団も、中学生もママさんも、そして指導者も同じ。
「俺は孤独だ」と「俺は辛い」とうな垂れたり息巻いている指導者をみると
あんた、それ、自分で選んだんと違うん!
自分で決めたんやろ、そうやったらいい訳できんで!
選ばれた人間が味わえる苦しみと考えたらどうでしようか。
自分だけが世の中の苦しみを全部背負っていると思わないこと。
まぁ、そういう時が幸せの絶頂かもわかりません。
すくなくとも「老い・病・死」とは直面してないときですから。
世の中を救う人は総理大臣でも政治家でもない。
ましてや監督でも教師でも社長でもない。
そのへんの田んぼで、腰に手ぬぐいぶらさげて歩いているおっちゃんや。
肩書きや身なりで人を判断するなよ。
世の中で苦しんでいる人を助けてくれる人は違うぞ、と教えられて30年。
我々も、
世間の片隅で、
メソメソ泣いている子供を
一人でもニコッとさせられる人間になりたいものだ!