第819話・・・聞きたいこと優先
2007年 12月 13日
もう、この時点で・・・???です。
例えば結婚式のスピーチ、職場の朝礼でのスピーチ、宴会での挨拶etc。
そういう時は、自分の都合で「言いたいことを整理する」のでなく
そこに参加している人を見て
「聞きたいことは何やろ?」と考えることをお勧めします。
自分の話を聞いてくれる人がいるから喋れるのであって
落語みたいに最初から内容もオチも決まっているワケではありません。
聞く人の身になって話をする!・・・・これがいいですね。
何を話そう?とウジウジ、モゾモゾしている姿は自分中心であって、
相手のことを考えてのことではありません。
そこで、相手が必要としている話を自分の中のデータベースにサーチをかける。
よっしゃ!これでいこう!・・・とありたいものです。なぜなら
事前に準備して「これを喋ろう」と構えても人の心を動かすことはできないからです。
練習が終わった時、練習試合が終わった時、
選手達が集まってきてくれて挨拶します。
そこで「何か一言お願いします」と言ってくれます。
そこで「何かいい話をせんといかん」と思ってしまうのが大人の悪い癖。
ついつい聞き手が嫌いな説教じみた話になります。
そのとき、選手の聞きたい事はなんやろ?と考えられる人でありたいものです。