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by kusanokenji
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第799話・・・案ずるより産むが易し!

松阪での講習会。子供たちとは3回目。
男も女も殆んどが見覚えのある子供たちである。
動きが良くなっている、表情も底抜けに明るい!
小学1年生も2年生も、居場所を持っている。これがいい。
僕みたいなおっちゃんに、いつもまとわりついて離れない。
積極的で適当にヤンチャで、でもなぜか言うことをよくきく。
可愛い奴らだ。最後のお別れに、1年生の男の子が、
顔をぐしゃぐしゃにしなgら「どうか、元気で頑張ってくださーい!」と
挨拶に来たのにはまいった(^^)
ある男の三年生は、1日目に「次はいつ来るんですか?」と尋ねる。
明日来るよ、と返事したら、「そうじゃなくてー、明日じゃなくて次はイツ来るんですか!」
と、何回も言ってくれる。ほんまになんというか可愛い奴らや!
指導スタッフの日頃の努力の賜物が見えた思い。

ジュニア男子は週に1回、もしくは2回が練習日。
ジュニア女子は週に2回が練習日。
技術の基本プレーもしっかりしている。
動きがいいので、技術を教えるとすいすい乗っかるようだ。

中学生は週に7日。ようするに毎日が練習だ。
にも関わらず、中学生女子の動きが鈍い!
初めて見るが笑顔が見えないのも気になる。

花は中学校以降に咲けばいい、ジュニアの時に基礎をつくる。
それがスタッフの基本の考え方だ。その効果がどんどん出てきている。
その子供が進学する中学校では昨年は男子が全国に出場した。
だからこそ小学校中学校の一貫指導を必要とされて今回の講習会となった。

中学校の部活動・・・人出不足、時間がないなどいろいろ課題はある。
しかし、世の中の流れは、地域の指導者を求める方向に流れていることを知るべきだ。
学校の教師だけでは限界、地域の指導者にお金を出して指導を委嘱する自治体が
最近増えてきている。小さな流れが、当然の流れになるのは時間の問題だ。
本日(19日)の毎日新聞の朝刊を見れば詳しく掲載されている。

現状の段階では小学校と中学校の指導の一貫性の問題は確かにある。
しかし、いろいろ批評はするけど行動に移る人は少ない。
心にちょっと余裕があれば、今回のように、保護者も巻き込んだ
小学校、中学校の連携プレーができるのにもったいない。
今回は、小学生の指導に当たられているスタッフ陣が、子供たちが進学する
中学校と合同で開催した講習会である。
大人たちの「部活への考えの共通認識」の意義は測り知れない。
こういう問題は
案ずるより産むが易し、まず行動に移すべきだ。
なぜなら我が子の成長、幸せを願わない親はいないからである。
いいこと、正しいことは先ず行動に移すべし!
そうしないと何も始まらない!
by kusanokenji | 2007-11-19 13:36 | ■連載“日々努力”