第764話・・・額のシワ
2007年 10月 02日
「あんたの額のシワ、3本やな。ええ相しとる。
下から支えられ、上から引きあげられる相や」
このときの情景を妙に覚えているのである。30数年前なのに。
そういえば自分の人生、ほんまにその通りです。
下の人にどれだけ支えてもらったか・・・・!
上の人にどれだけ引っ張ってもらったか・・・!
感謝してもし切れません!
振り返って バレーの現場。
選手は、年齢も立場も監督より下です。
でも、いづれはこの選手達にお世話にならなるときがきますよね。
少子高齢化社会。今の小学生、中学生たちが日本の担い手ですから。
その選手に罵声を浴びせるなんて・・・・・って思ってしまうのです。
その子供はあなたを支えてくれる人なんですよ、って言ってあげたいですね。
先日の講習会では小学生から高校までいました。
そこで言いました。
小学6年生は12歳です。あと10年すれば22歳です。
22歳っていえば、新任の学校の先生の年齢です。
あと10年で、この子供たちは新任の先生になってるってことです。
高校2年生は17歳です10年後には27歳になります。
ひょっとするとお母さんやお父さんになってるかもしれません。
10年後の姿ってあっという間にやってきそうな気がしませんか。
そんな話をしました。