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by kusanokenji
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in五條

第493回<自然体バレー塾ーIn五條東>
6月30日(土):五條東中学校+近隣の中学校+見学者・・・60名
7月1日(日):五條東中学校強化練習+見学者・・・30名
★受講者累計 86,430名 
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<あるあるステップの進化>・・・四股の状態から両手で股関節を掴んでの「あるあるステップ!」
そうするとどうなるか?・・・・股関節の内転筋群(大内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋)の動きが手を伝わってビンビン感じられます。このステップに内旋、外旋を加えると深層外旋六筋(梨状筋、上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、大腿方形筋)あたりまでの動きが感じ取られる感覚を覚え、股関節の動きの重要性を実感!同時に下半身の姿勢の安定で「正しい姿勢を運ぶ動き」ができてくるようです。膝の角度90度以下、上半身垂直姿勢が目標。
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<レシーブに応用>・・・4人コートに入っての強打レシーブの様子ですが、「腕のムダな動き」がなくなりました。強打レシーブの直前に「股関節に両手を当てて、あるあるステップ3回踏んでそこからスプリットかけて」という練習をやったところ、面作りまでの腕の動きが写真のようにムダなくスムーズに流れ、全体の動きにいい効果をもたらせてくれました。一番左の写真が股関節に手を当ててのステップ、そこからレシーブ体制に移行します。姿勢の安定は抜群。練習次第ではかなりの効果的なドリルになりそうです。2日目はかなり手ごたえのある練習会でした。
<トレーニングの効果>・・・見学者の誰もが驚くほどの動き。その秘密は???・・・・秘密とか秘策とかありません。ここに身体能力がもともと備わってる選手がいれば勝負は簡単に勝てるでしょう。小学生時代週に2日しか練習しないティンカーの子供たちの上達振りにその答えはあります。小学生時代に無理をさせず神経系統の動きづくりをやってきた子どもの成長は違います。チームの1年生の中には小学時代全国を経験した選手もいます。しかし、3年生にはかないません。小学時代から知ってる3年生。まったく技術はできなかった子が今では当たり前のように自然体をこなしているのです。1年生同士でも入学当初は子供と大人ほどあった技術の差が、たった3ヶ月で、そう見劣りしなくなりました。そうなんです、伸びしろ、成長率が違うのです。追いつき追い越すのは時間の問題。しかし、中学校に入って目に見えて落ちてきた成長率に悩んでいる選手も、秋ごろには復活するでしょう。取り戻せるトレーニング(D2ダンスやわくわく体操、モーションバランス、コーディネーション系、連動・連鎖・連結、全身協調トレーニング、関節連鎖運動、食事の指導、充分なケアー、考えの指導などなど)を監督以下、ゴルジのスタッフがしっかりサポートしてくれてるからです。愛に育まれた環境で人は育ちます。追い込む、絞り込む・・・とんでもありません。そんなことする必要はまったくありません。目標設定・・・当たり前の話。遠い目標で完成のイメージを持たせ、日々の中は「頑張ればできる!」ことの目標設定が指導者の仕事。がんばれと言わなくても自分から頑張りたくなる指導をすればいいのです。
<門戸解放>・・・自然体バレーはオープンが基本。情報開示、説明責任などで揺れているいやらしい世界とは違います。バレーをやってるすべての指導者、選手の皆さんに門戸を開いています。自分とこだけ、勝てばいい・・・そんなチッポケな考えはありません。片山監督も指導を乞われれば他チームとの合同練習会(練習試合ではありません)にも出向いて参加します。チームを変えたい方、新風を送りたい方、子供に故障させたくない方、どうぞ直接片山監督に電話してください。今年の夏休みぐらいいかがですか。善は急げ!思いついたそのときが吉日。なにごとも縁のない人は大損人生。チャンスは回転すし。目の前しか通らない。今、止まっているのは次に動くため。洗濯機の法則だ。いい訳する暇があれば何かやれ!動けばえるものがある。いづれ動けなくなるのが人間の宿命。動けるときに動いたほうがいい。勉強できるときに勉強したほうがいい。指導者ではなく、指導者の役割の仕事をやらせていただいていますぐらいでちょどいい。試合前だから練習試合=場当たりで刹那的、という方程式の存在もそろそろ気がついてもらいたいものです。
by kusanokenji | 2007-07-02 13:56 | ■講習会リポート