第527話・・・輝いている先輩 <日々新た>
2006年 12月 17日
実習で一人暮らしの老人宅に行ったら、冷蔵庫の中を調べて危険な食べ物や腐った食べ物の処理もするんやて。けど、自分でやってしまったらあかんそうや。必ずその老人に説明して自分でやらせるようにするんやけどこれも大変らしいよ。中にはぼけてる人もいるし、頑固な人もいて大変らしい。それでな、彼女は介護には食べ物について正しい知識も必要と思い、「調理師の免許も取りたい!」って言うてたよ。君らの先輩がバレーを引退してからも、どんどん前向きに輝きながら生きてくれることが僕にはすごく嬉しいんや。いい先輩が目の前にいるんやからどんどん自分から近寄っていけばいいんや。いい人の側にいれば自分もいい人間になれるしな。彼女やったらきっと君らの相談相手になってくれると思うよ。