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by kusanokenji
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454話・・・道端を歩くのにも気配りが必要や!

<日々新た>より・・・1993

君らは目立つんや。歩くだけでも目立つんや。会社の中では、
①二人以上並んで歩くな、②就業時間中には売店に行くな、
③仕事以外の用事で席を離れるな、このことをちゃんと守れ!

君らが会社の道端で立ち話していると、とにかく目立つ。絶対してはならん。このことは企業スポーツ部員としての最低の基本行動だ。自分たちの立場を考えたら当たり前のことだ。こういう最低の条件が守れないようではバレーはできん。バレー部だから職場の人も大目に見てくれると思ったら、大変な勘違いもいいところだ。けして甘えたらあかん!反対の立場で考えたらよお~く分かる筈だ。

  君らが仕事時間中にバレーさせてもらっている分、君らの分は職場の同僚がカバーしてくれていることをわすれたらアカン!職場でダラダラしたり、お茶のみ場でムダ話したり、仕事時間中に道で立ち話したりすることは君らの仕事の分をカバーしてくれる職場の人たちの気持を踏みにじることになるんやで。調子に乗ったりしたらあかんということや。職場の人たちの思いを裏切る行為は慎め!そうしないと我々はいづれバレーができんようになるんや。相手の「思い」「意」「情」を汲み取れる人間にならんと、そのうち誰からも応援してもらえないようになる。ここが大事やで。僕がここに来た当初はバレー部員のマナーの悪さを良く聞いた。確かに悪かった。従業員の人からの苦情も沢山聞いた。更衣室では騒ぐし、仕事はさぼるし、ゴミは散らかすし、更衣室で砂は落とすしで大変だったよ。その上洗濯機は独占するし、風呂場も同じ。ある人なんかは「バレーの子がおると風呂にも入れない」って嘆いてたそうや。それが現実だった。だから、その辺のマナー教育から出発したんだよ。この頃は殆ど苦情も聞かなくなったけど、君らは安心していたらすぐダメになってしまう。だからこうして、くどくど言わんといかんのや。
by kusanokenji | 2006-09-11 10:28 | ■連載“日々努力”